Carbonmark FAQs

本記事はCarbonmark.comより投稿された記事「Carbonmark FAQs」の和訳です。和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。また翻訳に合わせて、構成や内容を一部変更している点もご了承ください。免責事項については原文をご確認下さい。

Carbonmarkとは？

Carbonmarkは、デジタルカーボン市場（DCM）のためのマーケットプレイスです。買い手と売り手がお互いを簡単に見つけ、すぐに取引を行うことができるようになります。

CarbonmarkはKlimaDAOと同じWeb3対応の技術スタックの上に構築されており、ユーザーはパブリックブロックチェーンがカーボン市場にもたらす利点を利用することができる。

手数料は無料、分散型・パーミッションレス技術に基づいており、何よりもユーザーの体験を優先しています。

デジタルカーボン市場とは？

デジタルカーボン市場（DCM）は、パブリックブロックチェーン上でホストされる、より広いボランタリーカーボン市場（VCM）の一部である。

VCMにパブリックブロックチェーンを活用することは、透明性の向上、市場効率の改善、取引コストの低減、すべての参加者にとって公平な市場成果の優先をもたらすことができるため、すべての市場関係者にとって有益です。

Carbonmarkはどのような仕組みになっているのでしょうか？

デジタルカーボンクレジットの保有者は、自分のカーボンクレジットを指定された価格でCarbonmarkに出品することができます。Carbonmarkは他のマーケットプレイスと同じように機能し、リスト価格が買い手によって満たされると、スマートコントラクトによって直ちに売買が実行され、決済されます。

買い手が十分な資金を持っていない場合、取引は拒否され、カーボンクレジットは掲載されたままとなります。スマートコントラクトの技術を活用することで、取引の実行と決済に第三者を必要としません。

Carbonmarkでデジタルカーボンクレジットを保有し、販売しているのは誰ですか？

デジタルカーボンにアクセスできる人なら誰でも、マーケットプレイスで販売することができるようになります。これは、いくつもの組織のうちの1つである可能性があります：

• Polygonブロックチェーンにカーボンクレジットを橋渡しし、オンチェーンでカーボンを保有するカーボンプロジェクト開発者。

• 非トークン化された炭素クレジットをブリッジして、流動性プールからデジタルカーボンクレジットを取得した炭素市場トレーダー。

• 顧客に代わってデジタルカーボンクレジットの償却を提供するカーボンクレジット小売業者。

• シームレスなAPI統合により、顧客に直接カーボンクレジットを提供したいソフトウェア企業。

Carbonmarkでカーボンクレジットを償却（オフセット）することは可能ですか？

はい。KlimaDAOのリタイアメント・アグリゲーターはCarbonmark上で有効になり、ユーザーはCarbonmarkのウェブサイトを通じて直接カーボンクレジットを調達し、リタイアすることができるようになる。カーボンオフセットの証明書とブロックチェーン証明は、Carbonmarkを通じて発行されます。

Carbonmarkではどのようなカーボンクレジットが利用できるのですか？

Carbonmarkは、Polygonブロックチェーン上で利用可能なデジタルカーボン・クレジットをリスト化することができます。最初は、Moss、Toucan、C3が発行したデジタルカーボン、BCT、NCT、UBO、NBO、MCO2プールに含まれるクレジットが含まれる予定です。

デジタルカーボンの供給が多様化するにつれ、ユーザーによってCarbonmark上で利用可能なデジタルカーボンの形態が追加される予定です。

Carbonmarkのマーケットプレイスに関する手数料はありますか？

他のカーボンマーケットプレイスとは異なり、Carbonmarkでのカーボンの売買やリタイヤに伴う取引手数料は一切かかりません。

Carbonmarkを支えているのはどのようなチームですか？

CarbonmarkはKlimaDAOが開発したもので、デジタル・カーボン・マーケットへのより高いレベルの導入と統合を可能にするための手段です。

KlimaDAOプロトコルは、カーボン市場のためのクラス最高のオープンソースベースレイヤーインフラを開発し続け、Carbonmark自体は、カーボンの供給、取引、償却を求める大多数の関係者のためのエントリポイントとなります。