コピーを変えてホームページをもっと良くしよう!
こんにちは。からだケアです。
今回はマイクロコピーというちょっと聞き慣れないものを題材にした書籍「ザ・マイクロコピー」をご紹介します。この本は治療院・サロンさんが運営しているホームページの改善に役に立つと感じました。
マイクロコピーの改善はとてもシンプルで、下記のようなボタンの横にあるコピーを改善しましょうという話です。
「ホームページ リニューアル」ような大規模な改善ではなく、このマイクロコピーを変えるだけで、お問い合わせや予約件数が増えるかもしれません。
それでは店舗ホームページにあわせてポイントと学びを紹介しますね。
1.マイクロコピーが存在する場所
マイクロコピーが存在する場所
・ボタンとその周辺
・お問い合わせフォームのラベル、プレースホルダー
・予約フォームのラベル、プレースホルダー
・メニュー、ナビゲーション
・予約受付完了メール
・エラーメッセージ
ホームページ上でボタンを押したり、テキストを入力したりするとき、周りに書かれているコピーを頼りにします。適切なタイミングに、適切なメッセージを書くことでユーザーの行動を大きく変えることができます。
たとえば「無料」という言葉を、前にしただけでも成約率が上がる例もあります。
2.迷いを経つためのマイクロコピー
「予約する」や「問い合わせる」決断時の不安や懸念を減らすため、マイクロコピーが活用できます。
たとえば先ほどの例の「無料で資料をダウンロード」ボタンを押すときの心理として「本当に無料なのか?」という不安がよぎりますよね。この不安を解消するために「クレジットカードは必要ありません」というような一文を加える方法です。
ボタン名とその周辺にある情報はお互い補完関係になります。ユーザーの反応に先回りしメッセージを表示します。
よく使われる情報
・ユーザーの不安や懸念を取り除くもの
・ベネフィットなど行動をかきたてるもの
・行動の後押しとなる情報
・お客様の声、レビュー評価
・数字、データの証明
・利益や成果
・サポートや保証
3.言葉えらびに慎重になる
簡潔なコピー
説明的なコピーにしようとすると言葉長くなってしまいます。「もっと短くできないか?」「直接的な表現にできないか?」と考えていく必要があります。
能動的なコピー
「送信」「申込」「予約」のように単語だけのボタンは避け、「問い合わせる」「今すぐ申し込む」「予約する」のような能動的な言葉を使います。能動的な言葉えらびはユーザーの行動を引き出します。
タイミングワードを使う
行動を後回しにしないようなアピールも大切です。たとえば「今すぐ」という言葉は文字通り今すぐ行動することを促します。
お試しできることを伝える
「無料お試し」「初回の大幅割引」は、なかなか行動してくれないユーザーに向けたマジックワードです。このお試しがあるサービスなら、訪れたユーザーに、お金を支払うかどうか悩ませない効果がありますので、それをマイクロコピーを使ってアピールします。
数字で伝える
とあるウェブサイトの見積もりボタンでは「今すぐ計算する」よりも「1分で計算する」の方が計算する率が16%高かったようです。コピーに数字を使うことで信憑性と説得力が高まります。
保証、アフターサービスを伝える
保証やアフターサービスがあればユーザーはリスクを最小限に抑えることができます。もし「返金保証」のようなものがあるならばそのことをマイクロコピーを使って伝えます。
コピーとリンク先の整合性
コピーとリンク先ページの整合性にも注意しましょう。当然のことですが「本日予約できます」と書いておきながら、クリックしてみたら予約できなかったら信頼を損ないます。コピーが先行しすぎてしまい、実態が伴わないことのないように気をつけます。
4.本当に必要な情報だけ聞く
お問い合わせフォーム等の入力項目は必要最低限にします。入力項目の数と登録率には相関関係があります。必要のない項目は削りましょう。
そもそもユーザーの名前や連絡先を聞く前に、店舗側が情報を開示できているか確認しましょう。こちらが積極的に情報をオープンにしない限り、ユーザーも心を開いてくれません。
店舗側の情報を開示する
・サービス内容、商品の説明
・店舗の利用方法
・利用することでのベネフィット
・料金
・お客様の声、レビュー
・会社(店舗)概要
・ブログ
入力項目は必要最低限にすると書きましたが、一方で一見サービスとは無関係に思える情報でも、店舗として必要な情報もあるかと思います。そんなときは「なぜその情報が必要なのか」をマイクロコピーで説明します。
本書には事例とフレームワークがあります
本書にはマイクロコピーのさまざまな事例やオリジナルのマイクロコピーの作り方のフレームワークを紹介しています。ご自身の店舗ホームページをみながら、チェックしてみても良いかもしれません。
それでは良い一日を〜!
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