7日間ブックカバーチャレンジ〜3日目

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『獣の奏者』

上橋菜穂子氏の、壮絶な序章から始まる壮大なファンタジー。
2006年に『Ⅰ 闘蛇編』と『Ⅱ 王獣編』が2冊同時刊行され完結していたが、読者の期待に応えて2009年に続編となる『Ⅲ 探求編』と『Ⅳ 完結編』が刊行された。さらに2010年には外伝『刹那』刊行

上橋菜穂子氏は、2014年に「小さなノーベル賞」とも呼ばれる国際アンデルセン賞作家賞を受賞。
2018年に角野栄子さん(大好きです)も作家賞を受賞されたことは、記憶に新しいのでは。
さらに言及すると、1984年には安野光雅さん(大好きです)が作画賞を受賞していた。

話が逸れた、時を戻そう(ぺこぱ風に)。
児童文学とカテゴライズせず、中高生にも大学生にも、大人にも是非読んでほしい作品。小学生には総ルビの青い鳥文庫(全8巻)がオススメ。いや、大人だって、青い鳥文庫でもいい!(ぺこぱ風……結構好きです)

何を隠そう、私も青い鳥文庫から入った。7〜8年前に小学生保護者向け雑誌に紹介されていて、面白そうだな読ませたいなと図書館で借りた私が、子供より先にハマった。青い鳥文庫の4巻(Ⅰ&Ⅱになる)まで読んだところで続編があることを知り、ハードカバーのⅢとⅣを図書館で予約した。Ⅳの予約の順番が先に回ってきたので図書館員に相談したら、こういう場合は調整してくれるという。おかげでⅢの予約本の受け取り時にⅣと共に2冊借りることができ、当時は専業主婦だったこともあり2〜3日で一気に読んだ。

これは必携ノ書‼︎と確信し、ハードカバーの装丁もとっても素敵で購入しようと思ったが、やはり文庫本発売を待った。結果、文庫本は並べたらひとつにつながる表紙で、これも素敵だ。よかった。
図書館で借りた『鹿の王』も気付いたら文庫化されていたので、近々購入予定。ウイルスもテーマのこちらの作品、時節柄、前と違った視点から読めそうな気がする。そして上橋さんの描く人物たちからまた、強さをもらいたい。

▼以下は、定型文
【7日間ブックカバーチャレンジ】
「読書文化の普及に貢献するためのチャレンジ」で、好きな本を1日1冊、7日間投稿するというものです。
参加方法は【自分の好きな本を1日1冊、7日間投稿する】
ルール
①本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
②その都度1人のFB友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする
③バトンのスルーOK&次の人を指名するかどうかは気分次第で。
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