海外移住におすすめの国、オーストラリア【家族移住に挑戦中のリアル】

こんにちは、シドニーのレストア屋です。

日本で海外移住の情報収集をしていたときに、私達はいくつかの国の選択肢がありました。


  • カナダ

  • アメリカ

  • オーストラリア

  • ニュージーランド

  • ヨーロッパ

  • インドネシア

  • タイ

  • マレーシア

※我が家の場合の候補

これらの国の中で色々な条件を吟味した結果オーストラリアになったのですが…。

家族移住するにあたって直面する様々な問題を考えると、 オーストラリア一択 だったのです。

今回は、私達が オーストラリを移住先に選んだ理由 をお伝えしたいと思います。

  • 海外移住を考えているけど、どこの国が良いんだろう?

  • オーストラリアに移住を考えているけど、実際のリアルな体験談を知りたい!

こんな情報をお探しの方々に向けて書いてみたいと思います。

オーストラリアが家族移住におすすめな理由

家族移住となると、単身の場合よりも考えなければいけない項目が多いですよね。

例えばウチの場合はこんなことをまず考えました。


  • 医療関係がしっかりしているか

  • こどものための環境が整っているか

  • 教育が整っているか

  • 仕事があるか

  • 働ける環境を作ることが出来るか

  • 気候は暑すぎたり、寒すぎたりしないか

  • 治安が悪くないか

書き出すと切りがないですが(汗)、

これらのポイントを全て抑えた国がオーストラリアだったのです。

気候が最高


私達はシドニーしか分からないのですが、平均してとても過ごしやすい気候です。

は日差しは強いですが、空気がカラッとしているので、日陰に入ると寒かったりします。

びっくりしたのですが、こちらの家ではエアコンが標準装備ではありません!

そして我が家にはエアコンはありません。家がレンガ作りなので、暑い夏でも家の中は割と涼しいんですね〜。

とはいえ、年に数日はエアコンなしだとキツイ日もあります…(47度とかいく日があったりします!!)

そんな日は、カーテンを締め切って、家中の扇風機をフル稼働して凌いでいます(笑)

はまあ、それなりに寒いです。でも日本の冬よりは寒くないと思います!

日本で冬に必須だったダウンジャケットとかは、こちらでは着たことがないですから。

※ただし一年中、1日の気温の高低差が激しいので、最初のうちは頻繁に体調を崩しました。体調を崩しやすい方は注意です。

観光ビザで3ヶ月滞在出来る

私達はオーストラリアには観光ビザで入国しました。
「まずはオーストラリアの色々な面を見て楽しもう。合わななそうだったら無理せず違う道を考えよう。」
と思っていたので、まずは観光をして、オーストラリアを知りたかったのです。
観光ビザでは働けませんが、3ヶ月もあれば現地に住むのと同じ体験が十分できます!
それで、ここで暮らしてみたい!となれば次の段階に向けて動けば良いし、
なんか合わないかも…と思えば別の道を考えれば良い。
日本でアレコレ考えていても答えは出ないので、とにかくやってみよう!動こう!という感じでした。
結果、オーストラリアで頑張ってみようと決意し、今も滞在しています。
正直良い所ばかりではありませんが (むしろ大変な部分の方が多い)
色々ありながらも楽しくやっています。

仕事が出来る

これは正直かなりポイントが高いです。

オーストラリアは 学生ビザでアルバイトが可能 なほぼ唯一の国なのです。

※ニュージーランドも同じ条件でアルバイトが可能。

どの国でも、就労ビザを取得することは簡単ではありません。

ですので、学生ビザで働けるというのは本当にありがたい。
アメリカとかじゃ、確か学生は働けないですし(働けても学校内のカフェのみとか)カナダは、学生ビザで働けるけど「語学学校」の生徒はだめらしいです。(※詳細はわかりませんので、ググっていただけると助かります!)

例えアルバイトでも、仕事さえ見つけてしまえば安定した収入が見込めるわけですから、

海外移住挑戦者としては、オーストラリアのこの制度は精神的にも大変助かります。

オーストラリア渡豪当初大変だった事BEST3

身寄りもない海外にいきなり飛び込んでしまったので、最初はいくつもの困難がありました。

というか、現在進行系で困難はたくさん降り掛かってきます(笑)

まず当然ですが 言葉が違う文化が違う。習慣が違う。

旅行で海外に行くのならばそれも楽しめたりするのですが、住むとなるとそれを楽しむ余裕なんか無かったりして。

では具体的に、渡豪当初特に大変だった事BEST3をご紹介してみたいと思います!

1位:家が借りれない

オーストラリアは不動産屋から家を貸りる時に、身分証明で100ポイント満たしていないと家を貸りることが出来ません。

身分証明のポイント制

運転免許証、保険証、パスポートなどのID + 銀行や電気代などオーストラリアの住所が証明出来るもの

など組み合わせて100ポイント満たさなければいけません。

※不動産屋によって、各IDや証明書のポイント数は独自に定めているようです。

加えて

  • 「収入を証明する書類」 給料明細や雇用証明書

  • 「この人は家賃支払を滞りなく出来る信頼のある人間です」と証明出来る書類 ※前物件のオーナーや職場の上司に書いてもらうなど

も必要です。

家を借りるハードルが、物凄く高いです。

渡豪したばかりのシチュエーションで、これらの書類を持ち合わせているわけがありません。

しかも、日本のように 「不動産屋さんに行って賃貸物件について相談する」システムでは無いんですよ。

賃貸物件を探すのは本当に大変でした…。

2位:銀行口座が開けない

銀行口座は早々に開設したい!と思っていたので、オーストラリア到着後わりとすぐ銀行の窓口へ行ったんです。
あらかじめネットで調べた情報によると、「観光ビザでも開設出来る」との情報多数。
いくつかある銀行の中で私が口座開設したかったのは「口座維持手数料が無料!」のNABという銀行。
しかし、私が足を運んだ店舗では断られました。
「観光ビザでは開設出来ない!」と…。
“オーストラリアあるある”なのですが、対応してくれるスタッフによって対応が異なります。
業務上の認識が統一されていないような状態です。
その後、何度か店舗を変えて試してみたのですが、全て断られ。。
結局、Commonwelth銀行に変えたら、無事口座開設出来ました。

3位:車がない

オーストラリアは車社会です。

住まいがシティだったりすれば車がなくても全然生活出来ると思うのですが

私達はシティから電車で1時間くらい離れたエリアに最初の拠点を置きました。

電車の駅はありますが、交通網がとても不便でした。

シドニーの交通網って、東京のように縦横無尽に網羅されているわけでは無いですから

(東京の交通網便利すぎる!!!!)

西から東に行く か 北から南に行く しか出来ないのです。

距離的には近いのに、電車だと一旦シティまで行って乗り換えなきゃいけないとか結構あります。

ベビーカーのこどもを連れて、賃貸物件を見に行ったり、生活用品を買いに行ったり。(家具とかも)

渡豪初期こそ1番車が必要だったんじゃないかと思いますね…。

家族移住は大変だけど、家族がいるからこそ乗り超えられることもある

家族で海外に移住するということは、金銭的負担も大きいですし、自分だけの事を考えてれば良いわけではないですから、家族内で衝突することも多々あると思います。

しかし、誰も知り合いのいない海外で、身近に支えてくれる人がいる 事がどれだけ助けになることか。

「ひとりで来ていたら、きっと挫けていたな…」と思うことがたくさんあります。

一時、金銭的な問題により、妻と子を一旦日本に帰国させて私一人で体制を立て直そうかと考えたことがありました。

しかし結果的にそれはせず4年間家族ずっと一緒で頑張っています。

家族皆で問題に立ち向かい乗り越えていくことで家族の絆が強くなっていく事を実感しています。

みんなで成長している感じですね。

しかし、これは「子どもが小さいからこそ出来ていること」だとも思います。

義務教育の年齢のお子さんがいる家庭だと、自由がきかない部分が出てきますからね。

(自由がきかなくなるとはいえ、決して不可能ではありません!!私の知り合いでもいらっしゃいます。リスペクト!!)

海外移住を考える方のお役に立てれば嬉しいです。

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