オーストラリアでわが子の義務教育がはじまった!

こんにちは!ダーウィンの板金屋です。

オーストラリアは新学期が始まるのが1月なのですが、

この1月から我が子のスクールライフがはじまりました。

初めての通学…親としても一大イベントですよね!

今回は、通学に向けて準備したものや通学の様子などをまとめてみました。

オーストラリアで義務教育が始まるのは1年生になる前年から!

オーストラリアの義務教育は、1年生(Year-1)の前年より始まります。

「小学校準備クラス」という名目のようです。

この学年は州によって呼び方が様々で、

シドニーでは「キンディ」と呼んでいましたが

ダーウィンでは「トランジション」といいます。

◎「小学校準備クラス」各州の呼び方

NSW州 キンディ (Kindy)
QLD州 プレップ (Prep)
VIC州 プレップ (Prep)
NT州 トランジション (Transition)

入学できる年齢の定義なんかも各州で微妙に違ったりするので、

今回は私達がいるダーウィンに絞ってお伝えさせていただきます。

ダーウィンのあるノーザンテリトリー州では、

義務教育の始まる年齢をこう定めています。

The Northern Territory’s Education Act states that a child who turns six years of age on or before 30 June of the school year is of compulsory school age.

https://education.nt.gov.au/__data/assets/pdf_file/0005/428693/02_NTEC-Transitioning_Overview_WEB.pdf

その年の6月30日までに6歳になる(なっている)子であれば、義務教育年齢に達しているとされています。

例えばお誕生日が5月1日だとします。

今年の5月1日に6歳になる子であれば、1月の入学時点では5歳ですが義務教育開始年齢、という事。

◎ただし希望であれば1年早く入学することも可能。

その年の6月30日までに5歳になる(なっている)子から入学出来ますが、これは義務ではありません。

ということは、同じトランジションクラスに4歳の子もいれば6歳の子もいるという事ですね。

学校生活に向けて用意したもの

毎年この時期になるとあらゆるスーパーなどで
「back to school」という特設コーナーが出来ていて、

文房具やお弁当ボックスなど 新学期に必要なものを集めてある一角があります。

以前までは我が家に無関係だったこのコーナー

今年はいそいそとどんなものが置いてあるのかチェックしたりして。

我が子はトランジションなので、

準備するものは

  • 制服

  • 帽子

  • お弁当

  • 水筒

という感じで、文房具は用意する必要が無い模様。

ところで制服はいつ・どうやって用意するのか?
あと2週間で学校が始まるんですけど案内がなにもないよ〜!!

なんてそわそわしていたら、学校のフェイスブックページにアップデートが。

“学校開始の1週間前からレセプションを開けますので、

制服や教科書をお買い求めの方はどうぞご利用ください“

なるほど、でもフェイスブックをフォローしてない新入生の保護者なんかは

どうやって情報を手に入れるの????

学校に入学するからといって
案内のお手紙が届くわけでもないので、
学校に関する情報は自分からアクセスしないと何も手に入らないです〜〜

日本人なので事前準備は前もってちゃんとしたい派ですが、

期限ぎりぎりの連絡や

ひどい時には連絡自体来ない!(オーストラリアあるある)

にある程度揉まれたので、

ぎりぎり間際での準備にもだいぶ慣れてきたなあ〜 なんて思っていましたが。

初登校の当日にレセプションの制服購入コーナーが大混雑だったのを見て

私まだまだだわあ…!!! と思いました…

事前準備では無く「当日」でいける
オージーのこの余裕のメンタル…

ノーザンテリトリー州は新学期に【Back to school payment scheme】というプログラムがあり、
生徒全員に$150ずつ、金銭的サポートがあります。
これにより 制服や教材の費用はほぼ全て賄われました◎

お弁当について〜オーストラリアのお弁当の様子〜


ついに私の長い長いお弁当作り生活も始まりました

息子の時間割はこんな感じです。

8:15am〜10:15am 授業
10:15am〜10:50am フルーツ休憩
10:50am〜12:40pm 授業
12:40pm〜1:15pm ランチ

ご覧のように、午前中に「フルーツ休憩」がありますので、

ランチボックスとは別にフルーツも2品くらい

別のタッパーに入れて持たせています。

スナックも持っていって良いらしいので、

おせんべいとかクラッカーも少し。

⚠チョコレートや飴のような甘いお菓子は禁止されています。

息子のお弁当作り、

日本では”キャラ弁”とか

ものすごく可愛くて手の凝ったお弁当を作るママが

インスタグラム上にいっぱいいるので、

そちらを参考になんとかやっているのですが

オーストラリアのお弁当って、画像のように

「生野菜」「生野菜」「スナック」「パン」以上!!

っていうのは本当なのでしょうか…

入学に際し行った手続き【NT州/非永住ビザの場合】

オーストラリアの小学校は公立・私立とあり、

公立の小学校は基本的に【学区域】があります。

学校のウェブサイトを見ると、enrolという項目がありますので

永住権保持者や市民は直接小学校に入学申請をしますが

我が家は「一時滞在ビザ(学生ビザや就労ビザなど)」なので

入学申請方法が少し異なります。


一時滞在ビザ保持者の子どもは「international students」(留学生)扱いとなるため

まずは政府教育機関の「international services」に連絡をします。

そこで子の入学の関していくつかのやりとりをした所、

政府機関へ入学申請フォームを送信。

この政府機関から入学の申請が認められた上で、

学費の納入

学校へ入学申請フォームの送信

という流れでした。

初登校から1週間、我が子の様子

初めて学校に送り出した日は私達も緊張。

でも日本と違って入学式が無くて、

いきなり初日から午後までぶっ通し授業。

「大丈夫かな…」なんて

家でそわそわ落ち着かずに過ごしていました。

案の定、お迎えに行ったら物凄く疲れた顔をして出てきた息子😂

しかし2日目、3日目と次第に慣れてきて

「楽しかったー!!!!」と言って帰ってくるようになりました。

親としてはこの一言が出ると一安心ですよね〜😊

段々とお友達も出来てきたようで、

2週目に入った今では

学校へ到着するなり親の私とはすぐにバイバイをして

先生や友達の元へ走って行くまでに成長!!!

嬉しいような寂しいような😂

これからの長い長い学校生活、楽しむんだよ〜!

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