シドニーからダーウィンへ引越します。州を超えての引越しプロセスの記録。【荷物や車の輸送もしました!】


こんにちは!シドニーのレストア屋です。

更新があいてしまったこの数ヶ月の間、色々なことがありました…。

シドニーは3ヶ月にも及ぶロックダウン。

このロックダウンの中で色々なが起こり、仕事へ行けない状態に陥ってしまったり。

そんなこんなで 我が家は心機一転、引越しを決意しました!

今回はオーストラリアで州を跨ぐ引越しのレポートをしてみたいと思います。

※2022年1月の記事となります。

絶賛ロックダウン中のシドニーからダーウィンへ。一筋縄ではいかない引越しに挑戦

シドニーのロックダウンの規制は半端じゃありませんでした。


  • 買い物はひと家族につき1人まで

  • 行動範囲は自宅から5km以内限定

  • 生活必需品以外の買い物は出来ない

  • 必要の無い外出は禁止

特に私の住むエリアはコロナ陽性者多発の「危険エリア」に指定され、一時期は夜間外出禁止令まで出たりして

ここは本当におーすとらりあ?

という状態が続きました。。。

ロックダウン中にシティにある日本領事館に行く用事があったのですが、領事館は自宅から5km圏外。
そのためわざわざNSW州政府に外出許可の確認をとり、
アポイントを証明できる書類を携帯してやっと出かけることが出来ました(汗)

このように、非常に厳しいロックダウンを強いられていたシドニーですから、

他州はNSWに対して州境を閉鎖

どの州もコロナが蔓延している地域から人を入れたい筈もありませんからね…。

というわけで、通常時よりハードルの高い引越しとなってしまいました。

①ノーザンテリトリー入州許可申請

さて、引越し先のノーザンテリトリー州(NT州)ですが、

10月10日現在、NT州はNSW州を全面COVID-19のホットスポットとして指定しており、

基本的にNSWから入州することが出来ません

しかし、以下「入州出来る特別な理由」というのも設けてあります。


  • 家庭内暴力から逃れる人

  • NT州に引越しをする人

  • 外交または領事関係

  • 議員

  • 職業のスペシャリスト       などなど

というわけで、引越しは出来る。
それが分かったので、
次のステップ「approval to enter border the Northren Teritory entry form」の申請に進みました。
これは、ホットスポットからNT州に入州する特別な理由があるので、入州禁止しないで、免除してね。という申請です。
この申請のために用意した書類は以下です。

  • NT州の雇用契約書

  • NT州産業界からのレファレンスレター

  • 6ヶ月以上NT州に居住します、という内容の宣誓書

  • 戸籍謄本

  • 到着後のアコモデーションの予約書

この申請に多少手こずりまして、3回目の申請でやっと許可がおりました。

②断捨離はfacebook、荷物の移動はPACK and SENDがおすすめ

3年間住んだ家からの引越しだったので、それなりに荷物がありました。

不用品の整理に大活躍だったのがfacebookのマーケットプレイスです。

Gumtreeよりも反応が早く、ほとんどその日のうちに取引が完了しました。

そして肝心の「持っていく荷物」。

どう送れば良いのか非常に悩みました。

そこで役立ったのが、レビューサイトです。

ttps://www.productreview.com.au/

こちらの「Best Couriers」で見つけた PACK AND SEND という会社に依頼をしました。

これが大当たり!

スタッフが非常に親切で、キチンと時間をかけて相談にのってくれるし、

見積もりも正確。

我が家は10箱のダンボールと3つのスーツケースをシドニーからダーウィンに送りましたが

1つのパレットに乗せてビニールで梱包してくれたのでバラバラになる心配もなし。

わずか6日でNTに到着し、到着の電話もくれるという親切ぶり。

PACK and SENDはかなり信頼出来る配送業者です。おすすめ!!!

ダンボール10箱+スーツケース3つ

ひとつあたりの重さは、大体25kg

NSWからNT

$7000の保証付き(レコードやターンテーブルなど絶対紛失したくない荷物があったので、保証をつけました)

総計$2096

③車はシドニーからダーウィンに運びます。

シドニーに来た2017年、$2300の安い中古車を買いました。

もう十〜分 元はとったので、シドニーで廃車にして行こうと思っていました。

…ところが

ダーウィンの中古車価格が高い。(※我が家基準です)
安くても$4000くらいからの車しかありません。

運んだほうが安い。

ということで、シドニーからダーウィンに車を運ぶことにしました。

先程のレビューサイトで

「interstate car transport」

を行っている業者をいくつかピックアップし

見積もりを依頼。

いちばん安い業者がレビューもまあまあ普通レベルだったので

そちらに決めました。


シドニーからダーウィンまでのドアtoドアで$2083でした。
オプションで荷物を積載することもできたのですが
レビューを見るあたり、荷物はちょっと心配だったし(運搬中鍵は開いたままらしいので)
保証もつかないみたいだったので、
荷物はすべて先述のPACK and SENDに任せることに。
車の到着までは大体1ヶ月を見ておく感じです。(いちばん安いプランだったので、到着もゆっくりめです)

※後日談ですが、車の輸送をもう一度この会社に依頼した際に
車が火事にあい、全焼しました。。


現在はNTの隔離施設で隔離生活中

このブログを執筆中の2021年10月12日現在、

無事にノーザンテリトリーに入州し、隔離生活を送っています。

空港から専用バスでそのまま到着し、今日は2日目。

隔離生活はなかなか快適です♪

14日間の隔離を終えた後、ようやくダーウィンを自由に動き回ることができます。

次回「NT州隔離施設レポート」乞うご期待…!

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