50代であることについて考えてみた①
こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?帰国して2週間。ちょっとした夏休みも取ったので、ようやく自分のペースを取り戻しつつあります。
今回は、自分の今置かれた状況「50代であること」について見つめなおしてみたいと思います。リンダ・グラットンの『LIFE SHIFT』を読んだのはもう8年も前のことです(そんなに経っているのに驚き!)。そこで、現在生きる私たちの寿命が100年であること、長い人生の中でセカンドキャリア、サードキャリアが可能であり、長い人生を生きる中で学び直しも必要であることを学びました。一方で、長いシニア時代をどう過ごしていくのかの命題も掲げられていると認識しました。
さて今回は、「50代であること」とこれから何を意識して生きていくのかについて考えるうえで、本田健さんの本をもとにしてみました。
この本には、50代にとって大切と筆者が考える17のことが記載されています。そこで、いくつか私の心に引っかかった(残った)ものがありましたので、記録として残すとともに、コメントを書いておきます。
いまの50代は、38歳ぐらいの感覚で生きています(笑)。
⇒確かに、そういう面があります。先日、タニタの体組成計で自分の体内年齢が36歳と分かり、最近調子に乗っています(爆)。でも本当の38歳と違うことは、当の本人がいちばんわかっていることでしょう。
まだまだ若いと思う一方で、もう若くはない自分も自覚しています。
⇒たしかに・・・。でどうしたらよいか考えるきっかけとなった。新しいことを始めるには、活力が必要です。だから、できるだけ活気が残っているうちに始める必要があります。50代は、自分のワクワクを追いかける最後のチャンスです。
あなたは、毎日笑っていますか?あるデータによれば、子どもは1日に400回笑うそうですが、20代では平均して15回、そして50代では1日7-10回だそうです。笑いはいいものですし、オフィスや家庭でも、誰かが失敗しても笑える、成功しても笑える。そういう組織ほど強いものはないし、当然、伸びています。
⇒意識して笑おうと思うようになりました。50代でできた絆が、60代、70代と終生続くこともある。
⇒自分の父親が、50-55歳ぐらいから登山を始め、そこで出会った人と今でも山を登っていると聞いた。新たなことにチャレンジして、新たな絆を作れる可能性もあると思いました。不幸の原因は、病気以外にもたくさんあります。たとえば、人と比較することで不幸感を抱くこともあります。未来に対しての不安や心配も。不幸感にとらわれそうになったら、今自分の手の中にある幸せを見直す。
⇒今一度幸せについて見つめなおそうと思います。50代になって、元気で働いていること、あるいは家族がいること、何事もなく一日が終わるというのは、幸せなこと。
⇒数年前、同年代の身近な人が亡くなりました。そういう年代であることは意識していきたいと思っています。60代に入ると、新しいことをやろうという情熱も、なかなか湧かない。でも、50代なら、失敗してもまだまだ取り返しがつきます。50代から起業して成功している先輩もいます。
50代を迎えて、これからの20年をワクワクするものにするには、自分の給料を削ってでも、自分しかできないことをやらなければならないのです。
30代、40代のやり残しを片付ける。
⇒いわゆるバケットリストですね。手帳にいくつか書いているのをひとつずつ進めます。10年でできることをもっと評価してよい。その10年でできることは、結構いろいろあります。
⇒先述した父は55歳手前で登山を始め、10年以内に100名山を登っていた…私にも何かできるはず。多分。自分は何歳まで働くのか、何歳で仕事をやめるのか。
⇒まだ何歳まで働くか決めていないが、仕事はできるだけ続けたいように思う。お金と時間を楽しく使い始める。
⇒Die with Zeroは常に意識している。50代の今、自分が死ぬまでの資金繰りを考えておきましょう。
⇒まだ子育て中なので簡単ではないが、働くことと資産運用は続ける。やんちゃな中年を目指す。
損得を考えない。
うまくいくかどうかを心配しない。
誰かにどう思われるかも気にしない。
50代になったら、病気になっても当然ぐらいに考えて、定期的な検査、メンテナンスを心がけましょう。
⇒無理をしない。でもよく生きるために、体は鍛える。よく生きるー自分のウェルビーイングを確認する。すべてが満たされた状態が「ウェルビーイング」。持続的に、よりよく生きるという意味があります。ギャロップ社の下記の5つの要素は有名です。
Career Wellbeing - 仕事に限らず、自分で選択したキャリアの幸せ。
Social Wellbeing - どれだけ人とよい関係を築けるか。
Financial Wellbeing - 経済的に満足できているか。
Physical Wellbeing - 心身ともに健康であるか。
Community Wellbeing - 地域社会とつながっているか。
あまりよくウェルビーイングについて知りませんでしたが、これをきっかけに意識してみたいと思いました。
ワクワクする気持ちをもっと感じてみる。
⇒この気持ちがまだあるので、旅に出掛けたくなるんだと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。50代であること、50代を迎えるにあたってなど、何かの参考になれば幸いです。また、上記の本は気付きと学びにつながると思いますので、50代の方、まもなく50代を迎える方におすすめです。
次回もまた別の本を用いて別の視点から50代について考えてみたいと思います。
(表紙の写真は、ある夏に家族と行った奥入瀬渓流で撮ったものです。景色が良く、涼しくて夏休みの旅行に最適です)
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