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DIE WITH ZERO人生が豊かになりすぎる究極のルールを読んで


こんばんは。きょうもお疲れ様です。
今回は 木下斉さんがVoicyで紹介されていた本"DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール"について書いてみたいと思います。限りある人生で「時間」と「お金」をどのように使うのが良いかについて非常に学びが多い本です。冒頭の第2章(ルール2)に書かれていて、結びでも協調されていますが、「人生でしなければならない一番大切な仕事は、思い出づくりです。最後に残るのは、結局それだけなのですから」だそうです。50歳を過ぎた今、やはり思い出の重要性はしみじみと感じる部分があります。本に詳しく記載されていますが、思い出=経験は私たちに尽きることのない「配当」を与えてくれます。投資のように複利でその配当が増え、雪だるま式に幸せになれます。

本には、以下の通り9つのルールが紹介されています。

ルール1 「今しかできないこと」に投資する
ルール2  一刻も早く経験に金を使う
ルール3  ゼロで死ぬ
ルール4  人生最後の日を意識する
ルール5  子どもには死ぬ「前」に与える
ルール6  年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
ルール7  やりたいことの「賞味期限」を意識する
ルール8  45〜60歳に資産を取り崩し始める
ルール9  大胆にリスクを取る

私が感じたのは、この中でも自分の資産である「健康」「時間」「お金」を使って、経験・体験をすることの大切さです。自分の年齢や状況によって、その時にしかできない経験・体験があると思います(*1)。それを最優先して実行することです。
*1:例えばうちの場合、子ども達が小さいころ北海道・東北に住んでいたので、冬になると毎週のようにスキーに行っていました。今は、住んでいる場所の条件はもちろん、体力的にも時間的にも出来ないです。

子どもとよく行っていました。

現在はというとコロナが明けてずいぶん経つのに、思い出作りに十分にお金・時間を掛けていないことに気付きました。一方で今後の自分の健康寿命を考えた場合、自分の資産である「健康」「時間」「お金」を使うべきと痛感しています。日本人はお金を貯めこんで使わず、何もしない傾向があるようです(お金を貯めるのがとっても好き)。この本では、私たちが考えるよりもかなり早いタイミングで資産を切り崩して、思い出作りにお金を使っていくべきと書かれています(人生を有意義にするため)。そこで私自身も改めて、家族や友人と共通の経験・体験をして思い出を増やすようにしていきたいと考えています。具体的にはまず家族旅行ですね。

なお、この本には経験を楽しむ能力についても年齢によって違いがあるなど興味深いデータがあります。よく言われる"旅は若いうちに行け"にも通じます。その他、気付きが多くお勧めの本です。

今回も最後までお読み頂きありがとうございます。
みなさんも素敵な本と出会えますように。

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