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平成生まれの筆者が選ぶっ!影響を受けたカーアクション映画4選

2021年は、人気アクション映画の公開ラッシュの年になった。
8月には多くのファンが待ちわびたであろう、ワイルドスピードシリーズ最新作(邦題:ワイルドスピード・ジェットブレイク)が公開され。
10月1にはには、人気スパイシリーズ・007の最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が長い公開延期を経て、満を持して封切られる。

まだ車を持っていなかった学生時代。筆者にとって映画は、車への憧れを強く抱かせてくれるコンテンツの1つだった。画面の中で繰り広げられるカーアクションには、胸踊ったものだ。(今も変わらないが笑)

そこで今回は、平成3年(1991年)生まれの筆者が大きな影響を受けたカーアクション映画を、抜粋して紹介する記事をお届けする。

■TAXiシリーズ

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フランス・マルセイユを舞台に、凄腕ドライビングテクニックを持つタクシードライバー・ダニエルと、運転出来ないダメ刑事・エミリアンのコンビが、町で起こる犯罪(主に強盗)に立ち向かう(巻き込まれる?)、フランス発の痛快アクションムービー。
ストーリーもコミカル要素が多く、バラエティ映画としても面白い。

なんといってもド肝を抜かれるのは、ボタン一つで変身するプジョー!
普段はドノーマルなタクシーなのに、インパネのスイッチを押すことでタイヤは変わるし、ウイング&各種スポイラーが登場する。そして、メチャクチャ速いっ!!
その変身ギミックに、子供ながらに感動と興奮を覚えたものだ。

映画は2007年のTAXi④を境に、アメリカ版リメイクやTVドラマ化などで展開されていたが。2018年にキャストを一新しながら、前述のTAXi④の時系列的続編となる「TAXi・ダイヤモンドミッション」が公開された。

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4作目&5作目の主役機・プジョー407は、レーシングカーさながらのエクステリア

(画像引用:cobby.jp)

■トランスポーターシリーズ 

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どんな品物も時間厳守で運ぶ、凄腕の運び屋フランク・マーティンの活躍を描くアクション映画。ジェイソン・ステイサムの華麗なアクションを、トランスポーターで初めて見た。
運び屋という設定もあり、映画内にはカーアクションも含まれている。
主人公のフランクが駆るのは、1作目はBMW・7シリーズ。2作目以降はアウディ・S8へと変わる。
この映画ほど、アウディ・S8をカッコよく描ける映像は、他にはないのでは?と筆者は思っている。
プレミアムスポーツサルーンのカッコ良さを、筆者に教えてくれた映画シリーズだ。

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リブート作「トランスポーター・イグニッション」内で、華麗なドリフトを見せるアウディS8

(画像引用:エキサイトニュース)

■007シリーズ(ダニエル・クレイグ版ボンド)

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イギリス諜報部MI6に所属し、殺しのライセンス”007”を与えられたジェームズ・ボンドの活躍を描く人気シリーズ。
特に筆者がお気に入りなのは第21作目「カジノ・ロワイヤル」以降の作品。
過去20作までには多く語られなかった”ボンドの過去”をフィーチャーしている面白さに加え、クールさ際立つダニエル・クレイグの演技力のカッコよさも魅力です。

劇中に登場する車で注目するのは、ボンド・カー。マシンガンや火炎放射など、様々なギミックが搭載されているジェームズ・ボンドの愛車達の名称です。
過去シリーズにおいて、多様なメーカーがボンド・カーを務めてきましたが。
やはり007=アストンマーティンだろう。

前述のトランスポーターシリーズでのアウディ同様。イギリスの老舗スポーツカーメーカーの存在と、そのカッコよさに気づかせてくれたのが007シリーズだった
特におススメしたいシーンは、第22作目「慰めの報酬」の冒頭のカーチェイスシーン。
高校生の時に大スクリーンで見たアストンマーティン・DBSの疾走シーンは、得も言われぬカッコ良さを感じましたね。

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「カジノ・ロワイヤル」&「慰めの報酬」でボンド・カーを務めるアストンマーティンDBS

■ワイルドスピードシリーズ

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最後に紹介するのは、もはや詳しい説明は不要だと思われる、ワイルド・スピードシリーズ
アメリカ・ロサンゼルスで行われるストリートレースという、完全にアンダーグラウンドな世界観を再現し、そこにストーリー&人情劇を見事に織り交ぜた第1作目の公開は2001年。
それを皮切りに、今ではカーアクションシリーズの金字塔と呼ばれるまでの人気シリーズとなった。
シリーズが進む毎に、登場人物も増え、作中舞台もワールドワイドに。

さらに第7作目(邦題:ワイルドスピード・スカイミッション)より、アクションの幅も格段に高レベルに。飛行機、潜水艦、ロケットなどなど。「もはや、車から離れていってない?」と思ってしまいそうだが、しっかりと”カーアクション”として楽しめる作品内容となっているのは流石だ。

冒頭に触れたが、今年の8月よりシリーズ第9作目となるジェットブレイクが公開された。
今度の予定では、第11作目までシリーズが続くとアナウンスされている。

日本におけるワイルドスピードと人気の要因として、そのストーリーも然る事ながら、日本車が多数フィーチャーされている点が挙げられる。
特に1~3作目までは、登場車種の大半は日本車だ。
シリーズが進んだ現在では、多様なメーカー車が登場する様にはなったが、物語の重要シーンで日本車が活躍するシーンが多いのも、魅力の一つと感じている。

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東京が舞台の3作目「TOKYO DRIFT」に登場するRX-7(画像上)と、最新作に登場する90スープラの精巧なレプリカ(画像下)

◾️終わりに

本記事で紹介したのは、かなりメジャーな作品群の為、既に知っている人も沢山いると思う。

もちろん、紹介した作品以外にもカーアクション映画は沢山見てはいるのだが、学生時代に何度も見返し、強く印象に残ってるのは有名作品がおのずと多くなってしまった。

涼しさも増した、秋の夜長。

これを機に、過去に見た映画達をあらためて見返して過ごしてみるのも、良い時間ではないか?と筆者は考える。

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