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ホテルマン日記

新しい部署(料飲部)での配属2日目。

1日目に基本的な動作やメニューの内容、カラトリーや用具の位置などを学んだ。

そして2日目の出勤を迎え、、、
なにもわからないまま現場に立たされる。
「下げ物して。」
「リセットして。」
「そこの道通らないで。」

(えぇーーー、やったことないのに。)←座学では学習済。
(あぁぁぁぁぁぁ、このフロア
どこ通っていいんだよー_| ̄|○)

なにも知らないまま現場に立ち、できないのは当たり前のはずなのに。

自分の無力さに不甲斐なく感じ、涙がこぼれてしまった。

お客様が帰った後の皿やカップを片づけながらぽろぽろと涙を流した。
気づかれないように、何度も洗い場に隠れて目元を拭き取り、現場に戻った。

教えてくれた先輩、指示をしてくれた先輩は何も悪くない。

ただ私が無力さを感じて悔しくなってしまったのだ。

こうして時間は過ぎ、、、、


ディナーの時間。
ディナーの時間はペアの先輩社員が丁寧に教えてくださった。
先輩の笑顔が私の無力さからくる不安をかき消してくれた!!!

笑顔って大事。マスク越しでも伝わる笑顔。

そして、「一緒にやってみようか!!」
先輩も率先してやり方を見せてくれるし、一緒にやってくれる。
これこれ!!!今までの人生、尊敬してきた先輩ってこういう人。こうやって一緒にやってくれるし、質問すれば優しく教えてくれる先輩についていこうって思って過ごしてきた。そうじゃないとやっていけない。

あれ?てことは、昼間に指示してくれた先輩は教えるのが苦手なのかも。

伝え方がきっと上手くないんだろうな。
そういえば、笑顔を全く見せてくれてない。

正直怖かった。


こうして、色んな人相が見られるのも社会人の楽しさか。と今日も考える。
そして笑顔は大事。ここで再確認。


こうして今日も1日を終えた。
おやすみなさい。

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