見出し画像

カピバラを撮影する準備

よし、カピバラを撮影しよう!と家を出る前に、少しだけ準備をすることをおススメしたい。貴方が出向く動物園・水族館は、どんな環境・方法でカピバラを飼育しているかを知る事で、持参するベストなカメラやレンズが変わる。例えば、カピバラと触れ合いが出来る園館だとしたら、手の届く距離での撮影だから焦点距離の短いレンズが必要となり、柵を挟み距離がある場合は望遠レンズが必須となる。室内飼育では明るいレンズが頼もしい、ガラス越しだったらゴム製のレンズフードやPLフィルターがあれば、綺麗に撮影出来る可能性が格段に上がるだろう。それを判断する為に、現代は便利な世の中だ、ネットで飼育園館のホームページを調べ、SNSなどで同じ場所で撮影された写真を参考に、持参する機材を吟味しよう。一緒に情報収集も忘れずに行えればさらに良い。

長崎バイオパークのカピバラ露天風呂、屋根があるので明るいレンズを持参するのがベスト。

餌やお風呂に入るイベントなどの特別な時間や出産情報など、先に知っておけば狙う時間帯も絞れる訳だ。付け加えれば、生き物なので突然公開しない日もあるので要注意だ。カピバラを飼育している園館は、国内で約110か所もある。各園館施設も違えば飼育頭数も違う、写真の背景や雰囲気など大きく変わるので撮影地選びも重要である。
私の場合だが、どんな条件でも撮影出来る機材のパターンとして、24-70mmと70-200mmのレンズ、偶にGOPRO、スマートフォンを持ち歩いている。GOPROは動画ではなく急遽超広角が撮影したい時、スマホはレンズ径が小さいので網がある動物園では便利だ。綺麗に撮れれば、それでよし、なんでも使いたい。

カピバラを撮影していたら後ろから見られていた。

カメラの他に持参するもの、メモ帳。動物園で起きたことや、気が付いたことをメモを取る。意外と色々な事が起きたり発見があるので忘れてしまうこともあるので、念のために。

余談ですが、経験上の失敗した話。遠くに泊まりで動物園に行く時、特にレンタカーを借りない時は、いかに荷物を削減するか小さくかに苦労します。目立つ重いカメラバックは持って行きたくないなぁと思い、カメラ1個に万能レンズを付けて持参、動物園では荷物はロッカーに預けてカメラは首から下げてウロウロ。初めて訪ねる動物園はカピバラがメインだけど寝たり動かない雰囲気になった隙を見て園内を隈なく周るのが習慣です。
そんな散策中、何だか忘れたけど、何かを見つけて小走りになった時、首から下げていたカメラがポールか看板にカキーン!って衝突。初日の午前中にシャッターを押しても無反応になりました。いや、普段カメラありきで動物園に行っているので、スマホだけだと何か物足りない気分。出来たら、遠くに行く際は、サブのカメラを持参した方が良いですよ・・・というお話でした。