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カピバラを上手に撮るカメラ?

よく頂く質問の中に、カピバラをスマホで撮影していますが本格的にカメラで撮影したいので「カピバラを上手に撮れるカメラってありますか?」という難題があります。それが分かったら私が欲しいです!とお答えするのですが、上手くはさて置き、動物園でカピバラ撮影を楽しむ上でカメラにあると便利な機能は何か真剣に考えてみました。

私はカピバラを撮影する機材として大きな重い一眼レフカメラ、手のひらサイズのデジタルカメラ、それとスマートホンのカメラを使います。現代、スマートホンは誰でも何時でも持っている手軽なカメラです。画素数や機能も大きなカメラと変わらない進化を続けてきました。じゃ、スマホでイイじゃん!となる訳ですが、スマホに無い機能で私がカピバラを撮影する上で必要と思っているカメラの機能を書きだします。

1.望遠レンズ

池の中にある島で寛ぐカピバラ達。遠くても望遠レンズがあれば安心。
近寄れば大きく撮影出来るけど、この雰囲気を壊さない様に望遠で撮影。

スマホにもある機能だけれでも、もっと遠くをクッキリ撮影したい時に必要なアイテム。ふれあいの出来ない動物園で柵越しで撮影なんて時は距離があるので便利。ふれあいの出来る動物園であっても近くに寄ると、カピバラ達が餌を貰えると思って近寄って来てしまい、自然な様子が撮影出来ないこともあるので、私はカピバラ達の雰囲気が良く壊したくない時は近寄れたとしても望遠レンズを使い撮影する事があります。1つ追記するのになら、デジカメの望遠レンズはニューと伸びるだけですが、着脱式の一眼レフ・ミラーレス一眼は、レンズの重さをお店などで感じてから購入しましょう。パンフレットの重さだけでは分からない、ずっしりした重みは肩に食い込み次の日に肩こりがキツイなんて事が良くありますので。


2.バリアングル液晶

カピバラと同じ目線、若干下から撮影。普段と違う雰囲気の写真に。
水面ギリギリまでカメラを下げる、スマホだと液晶が見にくい。
天気が良く空が綺麗だったのでカメラを低く構えて撮影。

カメラの背面部に付いている液晶が自由に動くアイテムです。カピバラを撮影するコツの1つに高さがあると思います。普段は見下ろすような視線でカピバラ達を観察していますが、偶にはしゃがんで地面スレスレから撮影したり、カピバラの目の位置の高さに合わせ、更に目線をキャッチして撮影すると少し違った雰囲気の写真になります。この時、太いネックストラップをしていると液晶に絡みついて邪魔になる事が多いので、出来たらストラップは着脱式のものをおススメします。

3.サイレントシャッター

お客様が周りにいても少しの隙間から撮影しても驚かれないので便利。

撮影する時にシャッターボタンを押しても「カシャ」と鳴らない機能。野生動物などを撮影する際に動物達を驚かせないのに便利ですが、動物園のカピバラ達は毎日の音で慣れている為、あまり関係ない。では何の為のおススメかと言うと冬の温泉シーズンなどで大混雑している場合に、周りのお客様を驚かせなくてすみます。偶にありませんか?突然耳元で「カシャカシャ」と鳴って振り返る事。この音が無い事によって少しの人垣の隙間からでも迷惑を掛けずに一瞬のチャンスを撮影する事が可能です。

細かいカメラの機能や性能を考えればキリがありませんが、この3つはあると便利で撮影が楽しくなると思います。