トイレ掃除で陰徳を積み、見栄を捨て、感謝の気持ちを育てる
昨日は自分の中でとても良くない日だったのでまた少しメンタルに関する勉強をしました。
そうやってメンタルに関する勉強を通じて自分のメンタルを整えると共に、気づきがあったので書き残しておきます。
私は自分自身をGRIT(やり抜く力のこと)がかなりある人間だと思っており、意志が強い人間だと思っていました。
しかしながら最近それは意志が強いというよりも《習慣化》をすることが人よりも上手いのではないか、と思うようになりました。
ただ、日々のメンタルの波を少なくする、つまりメンタルコントロールがうまくできていないということには常々悩みを感じていました。
最近は毎日鏡の前で自分にポジティブな言葉を語りかけることで自己肯定感が上がってきた実感はあるのですが、一方でまだまだ感謝の心を常に持ち続けるということができていない、そして見栄を捨てきれていないなと思うことがよくあります。
私はこれを私の得意な《習慣化の力》を使って育むことができないか色々調べてみました。
習慣化するためには毎日の生活の一部の中に取り入れる必要があり、毎日継続するためにはそれほどその作業が普段にならず、尚且つ感謝の心を育むために効果的なものでなければなりません。
そして色々調べていくうちに、“これだ“と思うことがありました。
《トイレ掃除》です。
トイレ掃除ってよく運気が上がるとか、金運が上がるとか聞いたことありませんか?
実はトイレ掃除は感謝の心を育むのにもとても有用なのだそうです。
また、普通の人がやりたがらないことをすることによって見栄を捨てやすくなり、なおかつ陰徳を積めるそうです。
《陰徳》とは誰も見ていない中で善い行いをすることです。
先日別の記事の中でアドラーの教えの中に《褒められようとしてはいけないこと》があると書きましたが、これも同じことですね。
トイレ掃除は自分で主張しない限りは誰かに気づかれることはあまりありません。
それでもトイレ掃除をすることで、
《私は誰かや家族のために陰徳を積んでいるんだな》
と思うことができ、それが自己肯定感や奉仕の心、感謝の心に繋がっていくそうです。
最初のうちは嫌々でも良いそうです。
嫌々でも繰り返し人知れず善い行いをしていけばそれがやがて陰徳となり、また、不思議と嫌々ではなくなるそうです。
そしてトイレ掃除をしている時は基本的にスマホをいじったり、何か他のことをすることはないので、自分を見つめ直す時間にもなります。
またその時間を効果的にするために、もし今の生活で嫌なことや悩みがあれば、予めその嫌なことや悩みの中でほんのわずかにある良い面を見つけてどこかに書き出して声に出しておくと良いそうです。
例1:夫が嫌いな場合
どうしても夫が嫌い。家のことは一切やらないし子供の世話もしてくれない。でも家族のために仕事を頑張ってくれている。そこだけは良いと思う。
例2:借金がある場合
今はどうしようもないくらい借金がある。でもそのおかげでお金の大切さを学ぶことができたし節約術を学べているのでこの糧を将来に活かしたい。
例3:上司が嫌い
上司のパワハラがひどい。毎日会社に行くのがつらい。でもその上司のおかげで私は資格の勉強を毎日続けることができている。こんな経験をしていなかったら私はきっとこんなに頑張ることができなかっただろう。そこだけは感謝している。
※注
上記はただの例です。あしからず。
このように悩みや嫌なことの中にもどうにかして良い面を見つけて、トイレ掃除の時間にその嫌なことについて想いを馳せると、どんな嫌なことや人に対しても感謝の気持ちが生まれてくるそうです。
そんなに嫌なことに対しても感謝の気持ちが生まれるのであれば普通の日々の何気ない出来事に感謝することなど造作もないことですよね。
そうやって感謝の心を育んでいくのだそうです。
そして感謝の気持ちを持ち続けているとその相手や周囲の仲間にもオーラが伝わり、好循環が生まれていくことが多いそうです。
感謝の心、奉仕の心がやがて回り回って自分にも返ってきて、思いがけない幸運に繋がっていく。
幸運とはある日突然降ってくるのではなく、毎日のこういった陰徳を積み重ねていった人のところにやってくるのだそうです。
習慣化するためには平均すると2ヶ月間はかかるそうなので、これからまずは2ヶ月間、日々の出来事(特に嫌なこと)に感謝しながら毎日トイレ掃除をしてみようと思います。
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