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#20 匂いと記憶の関係性ってヤバいよね

おはこんにちこんばんは。
暑いんだか寒いんだかよく分からん毎日ですね🌦
残暑っていうほど暑すぎるわけでもないし、
あんまり太陽が顔出さない日々…
そろそろ終わってくれません!?
頼むぞ!
(…ん、誰に頼むんだコレは…
あ、地球かな!頼むぞ地球!)

先週末あたりから
外を歩いていると、とある匂いが感じられるようになってきました!
この時期のとある匂い…
そう「金木犀」です。
この匂いが感じられてくると

あー、秋来てるねー!

と僕は強く感じます。
大多数の方も感じられるんじゃないかな?
突如として感じられる秋の便り。
風情だね。趣だね。
いとをかし。

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ただ。
僕なんだか毎年同じこと思ってるような気がするんですが、、

「金木犀どこに咲いてんのかわからん」

匂いはすごく強いと思うんですけど、
めっちゃ大きなお花さんではないので、

どこに植えられてる金木犀の匂いなのか
元が全然分からない!

不思議ですよねぇ、どこからともなく秋を
「匂い」で運んでくる。
どこに咲いてるのかも分からない花の匂いを
鼻は強烈に感じる。
バラとかチューリップとかと違って
花自体がそんなに大きくないから、
視認自体がムズイ。都会ならなおさらムズイ。

春は桜や梅が咲きますが、
金木犀のような強烈な「花の香り」はない。
花の存在を感じたいのならば、
「その花が咲いている木」
を見に行かない限り、感じられない。

罪なヤツですねぇ金木犀は!


匂いで秋を感じさせる金木犀ですが、
この「匂い」って記憶を簡単に呼び起こすというか。

たとえば、友人がとある香水をつけていたとして、
その同じ匂いを街中で感じられると、
一瞬にしてその友人の存在を思い出す。
みたいなやつ。

昨年流行った瑛人さんの
「香水」
という曲にもおんなじような歌詞がありますね!


"別に君を求めてないけど
横にいられると思い出だす
君のドルチェ&ガッバーナの
その香水のせいだよ"


こういった
「特定の匂いが記憶や感情を呼び起こす現象」
のことを
「プルースト効果」
と呼ぶみたいです。
人間みんな十人十色で違うのに、
同じような感覚を持っている。
昔の人も、今を生きる人も、この先生まれる命も
皆同じ。
面白いですね〜。

プルースト効果のプルーストってなんぞや?
て思ったので、ちょいと調べてみたら
こんなことが書いてありました。
(引用:https://www.promotool.jp/column/proust/)

香りを嗅ぐ事により、その時の記憶や感情が蘇る事を
『プルースト効果』と呼びます。
プルースト、とはフランスの作家の
マルセル・プルーストのことで、
その半生をかけて執筆した大作
『失われた時を求めて』の中で、
語り手が口にしたマドレーヌの味をきっかけに、
幼少期の家族の思い出が蘇る事から香りによって記憶等が蘇る事を
『プルースト効果』と呼ぶようになった様です。

なるほど分かりやすい!👏

僕は金木犀の匂いを嗅ぐと
あー秋来てるねー!
と思いますが、特別金木犀の匂いが好きか?と聞かれると

んー、別にそうでもないです(笑)

でも、特に好きな匂いでもないのに
強制的に感情を持っていかれる。
なんだかちょっと悔しい気持ちになったりします。

だって!僕は!まだ!
残暑を感じたいから!😂


僕はまだ認めません。
衣替えなんぞ!まだしません!
おい9月よ!仲良くしようか!!

今日はそんな感じです。
本当に金木犀どこに咲いてるんだ…?
散歩でもして見つけに行こうと思います!


では、また!

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