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#27 最後かもしれないだろ?だから全部話しておきたいんだ ~FFX~

おはこんにちこんばんは。
先週ワクチン1回目打って、例の地味な痛みを超えて
なんともまあ普通の日常が戻ってきました。
というよりも、当日から腕の鈍痛があったので
翌日以降は普通でした!
打った瞬間はヤバかったんですけどねぇ

2回目も同じ事起こっちゃうのかなぁ?
まあ知っちゃえばこっちのモンですよ、
対策もしつつなったらなったで

また来たァァ!

を楽しんじゃおうと思います。
これもまた非日常だし!
もう何でもイベントとして昇華してます(笑)
ある種子供っぽいとも言える!
青い!青いね!コレで良い!
ティーダも言ってた。


"大人ぶって、カッコつけてさ
言いたいことも言えないなんて絶対イヤだ!
そんなんじゃ何も変えられない!
オレ……この青さは失くさない"


僕のバイブルです、ファイナルファンタジー10。
何で今の僕がこんな仕上がり(笑)になったのかは
この作品が根底にあります。


僕はファイナルファンタジー10(以下FFX)によって
考え方も人生のベクトルも変えられて
ゲームにハマり、ゲーム音楽にハマり!
なんと大学の卒業論文では

ゲーム音楽の過去と未来

みたいなことをテーマにしたくらいには!
FFXは僕の中で絶対的作品です。

今日はそんなFFXについて、語っちゃいます!

ゲームはお遊びだった

まず、僕の家は
「ゲームなんて!家で遊ぶなら外で遊びなさい!」
という家庭でした。
唯一許されていたのはゲームボーイ。
僕がずーーーっとやっていた、今でもプレイしているのは
ポケモンでした。今でもめちゃ好きです!
ダイパリメイクもレジェンドも買います。
(ポケモンの話はまた後日!)

ゲームボーイは任天堂のハード機です。
僕がポケモン好きだったお陰で、
ゲームボーイカラーもゲームボーイアドバンスも
ねだりまくって買ってもらえていましたが。


FFXはプレーステーション2(以下PS2)がハード機でした。
発売当初はまだ小学校低学年くらいの子供だったので、
実はFFX発売当初は、存在すら知らなかった。
PS2を欲しいとも思わなかった。

そんな僕が中学生になった頃、
同級生の子が
音楽の授業の後のほんの少しの時間にピアノで

FFXの冒頭で流れる
ザナルカンドにて
という曲を弾いていました。

ザナルカンドにては当時発売されていた
アルティマニア
という攻略本のラストページになんと…
楽譜が載っていたんです。原曲通りの。
それを彼は弾いていた。


僕は初めて聞いた時
「その曲…なに…?なんの…曲…?」
という気持ちになりました!

楽譜が欲しい!というよりも
何の作品の曲!?誰が書いた曲!?
てな感情がブワァァっと渦巻いた。
ザナルカンドにてを弾いていた彼に話を聞いたら
FFX
という作品を初めて知った。

貯め続けていたお年玉を使い、
ちょっと足りなかった二千円くらいは祖母にねだり(笑)
中古で売っていたPS2を買い!
当時売られていたFFXのアルティメット版(廉価版)
を買いました。

ゲームはただのお遊びだった。
そんな価値観が今作で狂わされました。

死は最高のエンターテインメント

僕は死をポジティブに捉えられません。
いや…作品としては生死は圧倒的パワーを生むのは知ってますが。
やっぱり、人の、物の何かの誰かの死を
ポジティブに捉えていく、のがどうも苦手です。

ただ、至るまでのコンテクストが確固たるものならば
咀嚼できます。

とりあえずこのキャラ殺しとく?

みたいな作り手が感情を無下にした甘さは、好きじゃないです。

でもこのFFXは…
みんな死を理解した上で死を抗いながら
平和と幸せ
を求めていく。
その中で人と人の愛、恋愛もあれば友情もあれば家族愛もあれば。
世界を作っているのは人である、ということを根底にした上で
希望と絶望を描く。
人の繊細な感情を描く。

僕が今作で大好きなシーン、セリフは
終盤に主人公ティーダが実の父(ジェクト)に言う

だいっきらいだ

です。
そしてこの言葉の後のシーンはもう…
涙ちょちょぎれます。

これが俺の物語だ

ティーダの名ゼリフです。
あなたの人生の主人公は誰ですか?

あなた自身です。

人と人との繋がりが大きな世界、
SNSがどれだけ発達しようともAIには敵わない人間の心
誰かが書いたシナリオを辿っているワケではない

こんなご時世なので、自分のせいで誰かを苦しめたくはない
てな風に思うと思いますが。
大前提として自分が自分の人生の主役でいられていますか?

そんなことをFFXは投げかけてきます。


得るものがあれば、失うものもある。
何もかもが軌跡である。
未だ語り継がれる名作FFX、ちゃんと理由があります。
絆と繋がり。
僕が一番大切にしたいことです。


FFXは何もかもが作品として素晴らしいです。
リマスター版も発売されている且つ
YouTuberの方々がプレイされているので
プレイ動画を追うだけでも作品の色は感じられるはずです。

今日はそんなところです!


では、また!

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