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"困難は分割せよ"という考えが行動し続ける為に欠かせない理由

"困難は分割せよ"とは、ルネ・デカルトの言葉です。

何故、困難を分割するという考え方が行動する事と関係があるのでしょうか?

何から手をつけて良いかわからない問題に直面した時に、思考と手が同時に止まってしまい、ただ呆然と立ち尽くすだけといった状態の人を見ることがあります。

日常生活でも、買い出しに行くのが面倒くさいといった事から、やりたい事があるけれど、それをやるまでのハードルがとても高く感じたりする事もあるでしょう。あぁでもない、こうでもないと考えを巡らしては、結局、何もやらずに一日が終わる。

しかしそれは非常に勿体無い時間の使い方だと思います。そうした時こそ困難は分割すべきです。

まずは冷静に問題の周辺情報を整理し、切り分けて、一つずつ試す、または片付けていく事が大事。

また日常生活の問題に置き換えるなら、まずは服を着替える事だけに集中する、次に靴を履いて外に出ることだけをやってみる、シンプルで簡単なタスクに切り分け、目の前の物事だけに集中する。そうやって一つずつタスクを消化していくと、気付いた時には終わっているものなのです。

困難を分割し、あれこれ悩むよりもまずは簡単なタスクに分割して、余計な事は考えずに目の前の事を一つずつこなし、試していく。こうした考えが行動し続ける事においてとても大事なのではないかと思います。

何かを行動する事が面倒くさいと感じる時も多くの場合は物事を複雑に感じてしまうからです。結局のところ、これならすぐに出来ると思える面倒くさくないレベルまで問題を切り分けて、一つずつ消化していけば問題は片づいていきます。

面倒くさいと感じたり、悩んだり、手が止まった時にはすぐに問題を切り分ける癖をつける。シンプルではあるけれど、とても重要な事だと感じます。


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