ぺんぺん草

もえつき感がパない、日々消費される労働者であり、マザー☆深夜にYoutubeみて突如n…

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もえつき感がパない、日々消費される労働者であり、マザー☆深夜にYoutubeみて突如note開始。コロナでリストラを乗り越える。離婚サバイバー。

最近の記事

非日常世界のスリルはミッドライフ・クライシスを救うか

Netflixの「殺人犯のパラドックス」を見終わる。最近、年のせいか、興味を惹くコンテンツが減少中、昔観て面白いものばかり観てしまう(でもあまりおもしろくない)、新しいコンテンツで一度見て面白いと思っても時間が空くと興味をなくす、というどうしようもない状況の中で、ちゃんと最後まで観れた(自分にとって)稀有な作品。他にもなくはなくて、共通点を探りたいのだけども(Netflixのイイね分析を開示してほしい)。 舞台は韓国。主人公は就活見送り、ワーホリでもしようかな~という大学生

    • わかったこと、わからないこと

      突然の別れでわかったこと。彼は少し前から悩んでいたこと。セックスは今の愛の証でも、将来の保証でもなんでもないこと。彼は自分が思っているような人ではなかったこと。彼はとてもがんばってくれていたこと。 わかったかもしれないこと。もしかしたら素敵な他の誰か、ハードルが少ない誰かに彼が会って惹かれていたのではないかということ。自分が思うからではなく、相手が欲しているからいうべき言葉もたくさんあること。 わかった。こどもたちはパパ役を必要としていないこと。ママがいれば十分だったこと

      • バツイチのパパ活

        まさかこの年でパパ活をすることになるとは。相手は二人。40代半ばの韓流系おじさんと、30代半ばのEXILE系おじさん。全然タイプの違う二人、それぞれの魅力をもった男たち。ちょうど二人の真ん中の年の私、パパ活するには、オバサン過ぎないか?いや、それはそうかもしれないけれど、これは、確かに、"パパ活"なのだ。 一般的なパパ活というのが、自分の年齢よりすごく年上のおじさんたちと、楽しく過ごす(時には肉体関係をもつ)事で、対価としてお金をもらうことなのであれば、ここでいう"パパ活"

        • 欲望と台湾人マッサージ師

          こちらテネシー・ウィリアムズのお話とは関係ございませんが、ひとつ共通とも言えなくもないのは、運命のマッサージ師に出会えたという事かもしれない。 いつものマッサージ店。前回は、体をほぐしてもらった時の力が強すぎてリラックスできず、あまり術後の感じが良くなかった。今回はそのフィードバックをしたうえで、足裏&体の1時間コース。足裏はいつも通り良かった。年齢は分からないが、男性マッサージ師がぐいぐいやってくれる。熟練の技だ。お腹がキュルキュル鳴りっぱなしだった。(リラックスするとそ

        非日常世界のスリルはミッドライフ・クライシスを救うか

          連休最後、前夜

          家族でのお出かけも終わり(激混み激疲れ)、友人との予定もこなし、何を思うぞ、この夜更け。 家族と一緒にいられてとても幸せ。満たされている。結婚したり離婚したり子どもいたりいなかったり、それぞれの人生を歩む友達とまだ繋がっていられて幸せ。感謝している。となると…。 (男か…。) "こればっかりは家族にも友達にも満たせない何か"、が異性との関係性に潜んでいる。家族という守るべき、特に未成年の存在が側にいると、家庭外の生命体(特に雄)に対して非常に警戒心を持つもの。僅かに感じ

          連休最後、前夜

          男のReuse ~パパ機能編~

          昔からの付き合いであるママ友が不倫をしているのを知ったのは半年くらい前。私は彼女が好きだし、もう大人なので否定をしたり、止めたりはしない。(って昔からの親友たちにいったらそれは友達じゃないって言われたけど、確かに"ママ"友だもんなぁ、と納得してしまった。)ましてや、表面上かもしれないけれど(だいたい夫婦の真実、夫の真実、妻の真実なんて他人どころか本人でさえ分からないことだって多いんだから)、その家族は仲良くやっていて、すくなくとも私が過去そうだったように離婚の気配など全くない

          男のReuse ~パパ機能編~

          過去のそれ

          回遊する甘い記憶。恋しい気持ちがこみ上げてくるのだけど、欲しいのはぬくもりだけで。都合良くそんなもの手に入らず、物事には然るべき順序と、相手の都合もある。だから今夜も心は一人。 開きかけたトークを閉じて、お気に入りの俳優を見てなぐさめて。 あぁ、でも、最近どうしてる?くらいは良くない?って。落胆はしたくない、何かを伝えたいわけでもなくて、淡い期待の終わりを少し先延ばしにするだけであっても...くすぶってるだけよりいいよねって、言い訳。 今晩お酒飲んでるんでなくてよかった

          日曜日の母たちへ

          Photo by Akhilesh Sharma on Unsplash 即席のベッドタイムストーリーをうまく話せるようになった頃、固く握られた小さな手の強さに、怯む。ワタシはどうしたらよいのだろうか。こどもが庇護を求める必死さで、守られたいと切に願う、一切のつらさと苦しみと批判と疑いから。ルーティーンと閉じられた世界に潜む危うさ。人付き合いがもたらす安堵と懸念。強い心に、協調性とリーダーシップ。理想にもがくのを忘れてしまったワタシに、何が、できる。あなたたちを一切の恐怖や

          日曜日の母たちへ

          真夏のくるみ割り人形、その前に

          コンサート(C)マスターと指揮者のアームタッチ(?)でそれは始まった。あの、握手の代わりに腕と腕をタッチするやつね。 オフ会パねぇっつったら何のことやら?だろう。言うまでもなくデジタル、オンライン体験が増えてる中で、リアルな空間の体験に震えた。そういう事から物語は始まる。 敬愛するピョートル・茶井戸麩好きぃの5つ目の手紙。運命が押し寄せる。バイオリニスト達の弓と繋がったarmの動き、力強い音色に反して柔らかく空間を切り取る。それはシフォンケーキ?ううん、さざ波? 75度

          真夏のくるみ割り人形、その前に

          3分50秒

          ジョン・ケージ的なんではなく。 仕事・家事・育児のタスクをこなし、空いた時間は読書、映画に使うくらい。これといってアツくなる趣味もない。そんな時間もない。そんな私を最近刺して刺して刺しまくる3分50秒の動画。BTSのながーいYoutube動画の中の1曲(スタジオ収録)。BTSの動画は前から好きでちょくちょく見ていたが、こんなに刺してくるやつ、初めて。どうした? あれ、彼らの中で誰が好きなんだっけ?そう、RM、J-HOPEは好きだけど。この3分50秒を繰り返し、繰り返し、繰