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知識も二刀流が求められている

P.F .ドラッカーは「断絶の時代」の中で、
「知識の探究と教育は、その利用から切り離されていた。大学の学部、学科、科目、学位にいたるまで、高等教育全体が専門別に組織されていた。マネジメントにいうところの市場志向、用途志向ではなく製品志向だった。が、今日ようやく知識とその探究が専門分野別ではなく利用分野別に組織されるようになり、知識が自らを最終目的とするものから、何らかの成果をもたらすための手段に移行した」と言っている。

その結果、学際研究は急速に進みつつある。
いくつかの分野の境界領域をまたがる知識が必要となってくるのだ。

この時代に文系や理系という括りは、もはや必要ない。

アップルの創業者スティーブ・ジョブスは、高校時代にヒューレットパッカード(HP)のインターンでコンピューターの知識を積み重ねた後、リード大学哲学科で人文学の素養を育てた。

フェイスブックの創立者マーク・ザッカーバーグはコンピューターの神童だったが、ハーバード大学では心理学を主要専攻に選んだ。

イーロン・マスクは、ペンシルバニア大学で物理学と経済学を専攻している。

大きな成果をあげるためには、学問でも二刀流が求められる時代になってきたのだ。

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