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「作る人と飲む人がつながるオンラインお茶会」始めます。

 実は私は“ひのはら紅茶”の戸田雅子さんとの繋がりが強くて、5〜6年前には「檜原雅子開墾団」と称して、放棄された茶畑を薮の中から救い出して紅茶の生産を手伝うボランティアチームを組んだり、紅茶の継続的な売り方なんかを研究してきたんです。
 この2年くらいは都心での仕事が忙しくて、ちょっと離れていたんだけど、その間に檜原村には沢山の若い人が入ってきてちょっと安心していたのです。そして、昨年秋に「全国地紅茶サミット」を檜原村で翌年(2020年)11月に開催するために実行委員会がその若い人たちを中心に結成されたと聞いてちょっと安心していました。

〜第10回全国地紅茶サミットin東京ひのはら実行委員会に呼ばれて〜

 年末になって、戸田さんから「ちょっと面倒をみてほしい」ということでアドバイザーとして会合に参加することに。私が前に出てしまうとみんなにプレッシャーを与えてしまうかもしれないから、あくまで必要な時に一言アドバイスするだけですよ、と。
 すいません。ちょっと黙っていられなかった。みんな黙ってる。企画書みたけど通り一片で村の後援もらうためだけの事務的もの。これじゃあみんなやる気でないでしょ!
 だから一回だけのつもりで、かき混ぜちゃった。みんな、これで本当に楽しくやれるの!?かなりのショック療法。
 イベントスタートアップ時のモチベーションとビジョンの作り方、ミーティングの仕方から、意見を整理して実現可能な企画へのまとめ方、適材適所の役割の振り分けとスケジューリングなどをアドバイス。年も明けて、さぁ、なんとかみんなのモチベーションも上がったし、これでメンバーにとっても檜原村にとっても意義のあるイベントになるぞ!と思った矢先にアレですよ。

〜新型コロナウィルス(Covid19)襲来〜

 私の意見は延期でした。一年ずつずらしてもらう。次の開催地だって、運営をサポートしてくれる世話人会の皆さんだって、この状況なら理解してくれる。でも71歳の元気な戸田さんは違いました。
 「8月まで様子を見る。」
「!?」8月になって再開すると言ったって11月開催は無理ですよ!やる前から無理とか言うなぁ、って声が聞こえてきそうだけど、専任の委員もいない中でみんな協力してくれないよ。他のメンバーもほぼ同意見。結局、結論が出ないまま月日が流れ、メンバーもほぼ全員解散状態のまま今年の8月を迎えたのです。

続く

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