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Model Factory Hiro 126C2 No.2

下準備編 | メタルパーツ研磨

ホワイトメタルパーツを磨いていきます。一つ一つのパーツを手磨きをするにはあまりにパーツ数が多いのでバレル研磨機を使用します。メタルパーツを細かいステンレス製のメディアと一緒に攪拌することでホワイトメタルの表面を磨くことができる機械です。今回使用しているのはS&F トルネードミニという機械です。

一度に磨けるパーツの量はそれほど多くなく、80gずつに分けて研磨します。カタログでは一度に150gずつ磨けると書いてありますが、150gではうまく撹拌ができませんでした。

約1 5 0 gでもこの程度の量です。この半分ずつしか磨けませんので、全てのパーツを磨き終わるのに何時間もかかります。

上段の写真が未処理の状態、下段が処理後になります。タービンのファンの奥まった部分までしっかりと研磨ピンが届いてきれいに研磨されているのがお分かりかと思います。こんな部分の研磨は手作業では絶対に無理ですからね。メタルキット製作の必須マシンではないでしょうか。

次回からは仮組みの記事になります。

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