どれほどの怒りを抱えていただろう
怒りは恐怖と不安からくるのだそうです。
求めたものが手に入らないとき、人は怒りを抱くのだそうです。
また、怒りは防衛本能なんだそうです。
怒りという感情は、私たちにもともと備わっているものなのだそうです。
去年の私。
どれほど怒りを抱えていたのだろう。
ずいぶんと長く、ずいぶんと大きな怒りを抱えていたな。
よく飽きもせず、怒りを抱え続けていたものです。
けどね、怒りという感情を持ち合わせていない時期も長くありました。
何も考えることができず、いつも「どうしたらいいの?」と聞いていましたっけ。
あれでも、私は生きていたんだよな〜とね、今になれば、そう思うほどです。
それはもう、つくづくそう思います。
そして、今の私がいることに感謝しています。
もしも、今暗闇の中で、右も左も上も下もわからないでいる人がいるのなら、大丈夫だよと伝えたいです。
時間が解決してくれますから、とね。
今は辛くても心配しないで。
簡単にはその辛さから抜け出せないのだけれど。
それは本当に辛いのだけれど。
そして、誰もあなたを助けてあげることができないのだけれど。
だけど、時間が解決してくれますから、と伝えたいです。
怒りは、私たちを苦しめるだけです。
何の助けにもなりませんよ。
あれほどの辛い日々に、私は怒りを大切に抱えていましたけど、怒りは私を何ひとつ助けてくれませんでした。
というか、怒りを手放せなかったことが、最大の辛さだったということ。
当時はわかりませんでしたけど。
今ならわかります。
時間が解決してくれますから。
だから、大丈夫だよと。
私から、大丈夫だよと伝えさせてください。
今、私ができること。
大丈夫だよと、ここからあなたに伝えること。