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電車の中で痰食ってるおっさんが嫌い。

若い男性やおばさんでそういう人は見たことが無い。
痰食ってるおっさんに出くわすとすごく「ああ、今日はついてない日なんだな…」と思う。
電車の中で化粧をする女並に嫌い。

それは嫌いな日本文化なんですけど、好きな日本文化というとサブカル全般です。(どーゆー導入じゃ)

ところで…先日同僚のおっさんのライブに行ってきたんですけど。
ちっこいカフェだったんですけど、途中からえらく客がうるさくなった。
なったというか、途中から来た客がえらくうるさかった、が正解。
ライブ中にもかかわらず。

(薬でもやってたのか? というのは別にして)
多分、4バンドのうちラストのバンドの友達だったんだろうと思う。
それでなんとなく…私が感じたことがあった。

サブカル好き、つまりヲタク(まあヲタクはもっと幅広いけどね)の何が強いって、自分以外の世界を知ってるってことだと思う。
ストーリーかもしれない。音楽かもしれない。色(絵)かもしれない。動きかもしれない。演技かもしれない。
「自分はこうだ」以外の世界に触れられる、「自分が生きている」以外の世界に触れられる…それが、カルチャーやサブカルチャーの強みなんだと思う。

そのうるさい連中は、とても自分の人生を楽しく過ごしていた感じがしたけれども、あまり自分の人生でない他の人の人生、フィクションも含めて、に関して知らないように思えた。
いや…違うか。違う人の人生なら、友達の人生も含まれちゃうね。
そうじゃなく…単刀直入に言うなら、他人の人生に感情移入したことがなさそうだった。あくまで自分ありきの他人という感じで。

そのうるさい友達らを連れてきたと思われる、ラストのバンドのギターマンは、さすがに苦笑していた。
音楽という、自分だけでない世界を知っているからなのかな。いや、単純に「ライブ中は静かにしようね」という暗黙のルールを知っていたというだけなのかもしれないけどね。

けど、まあ、そういう人生はそういう人生で、見えるものがあるのかもしれない。
私はヲタクだから、そういう人生は選ばなかったけど。
SDガンダムに、コナンに、ジーノに、ジョジョ達にカイジに、感情移入して生きてきた。

そこで冒頭の痰食ってるおっさんに戻って、そういうおっさんもあまり他人の窓から世の中を見たことがないかもな…と言おうと思ったけど、さすがにそれは偏見が過ぎるのでやめとこうと思う。

まあ私が言いたいのはサブカルこそ日本文化ってこった。
よーし綺麗にまとまった!!!111

あなたの気持ちが、巡り巡ってやがてあなたの元へと還りますように。