見出し画像

【詩】モノクロ写真

消えていくばかりの過去をちょっぴりこの世に繋ぎとめる
本当の美しさや生々しさはそこそこに、控えめで凛とした笑みをたたえるよう

そこから先は私達の自由で

小さな宝箱からは景色や空気や感情がこれでもかと溢れ出す
それを見るも見ないも自由

溢れ出した色は別の消えていくばかりの過去と混ざり合い
そしてまたモノクロの宝箱となる


↓詩はこのマガジンにまとめています。

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が参加している募集

私の作品紹介

あなたの気持ちが、巡り巡ってやがてあなたの元へと還りますように。