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詩と志と祇と詞

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詩であり、また備忘録でもあるようです。このマガジンについてhttps://note.com/cantomro/n/n08dd7c218214  詩の解説はhttps://cant… もっと読む
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記事一覧

【詩】生まれてきた理由

【詩】生まれてきた理由

そのままでいい

とつとつと
ただいつものことをしなさい

あるいは感情豊かに
したいことをしなさい

それらを自分で決めて
おこないなさい

それがあなたが生まれてきた理由

↓詩はこのマガジンにまとめています。

【詩】そのうち

【詩】そのうち

そのうちその時は来る。

ママ、種まきをして、毎日せっせと水やりをして
芽が出るまであとどのくらい?

種をまいたのだから、そのうち来るでしょ。
今はただひたむきに水やりをしなさい。

長いこと水やりする時間も、あなたの人生にとって必要な時間かもしれないでしょ。

芽が出るかどうかはね、みーんな神様にお任せするのよ。
いつ芽が出るかもね。

それより、愛情込めて水やりしなさい。
芽が出なくても、愛

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【詩】百面

【詩】百面

あなたは百面ものさまざまな姿を持つのね

かっこいい一面、美しい一面、素晴らしい一面
嫌な一面、醜い一面、弱い一面
他人から評価されるかわからない一面、自分では自信を持てないような一面、あなたが「きっとこれはダメな一面だ」と思い込んでる一面

見せるのは
ポジティブな面だけじゃなくていいのよ

ネガティブな面も
見せていいのよ
怖がらずに

誰もがあなたのように
ネガティブな面を
持っているのだか

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【詩】奥には

【詩】奥には

街路樹にえもいわれぬ愛おしさを感じるとき、その奥にはあなたがいる。

道端のタンポポや綿毛に愛らしさを感じるとき、その奥にはあなたがいる。

青空を群れで飛んでいるスズメに平和を感じるとき、その奥にはあなたがいる。

散る桜の花びらをたたえて流れる川面に感謝を感じるとき、その奥にはあなたがいる。

そしてあなたは、つまり、私である。

↓詩はこのマガジンにまとめています。

先日投稿した詩「最善を尽くす」で、マガジン「詩と志と祇と詞」はちょうど100記事目となりました✨
おめでとうございます!ありがとうございます!
皆様のおかげで私のアカウントは成り立っています。

https://note.com/cantomro/m/me0e6d15f2e36

【詩】最善を尽くす

【詩】最善を尽くす

最善を尽くしてきた。

今まで、あなたがしてきたあらゆる選択、行動、決断。
全て、あの時のあなたにとってはあれが精一杯だったんだ。

あなたはよくやった。

後悔が首をもたげることもある。
「あの時ああしてればよかった」「ああしなければよかった」
そんな後悔自体も、今のあなたには最善なのだ。

ひとしきり悔い終わってから、また腑に落ちる。
やっぱり、あの時はあれが精一杯だったんだ。

最善を尽くし

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【詩】迷子

【詩】迷子

ちっちゃな頃、迷子になったとき、悲しくて恐くてがむしゃらにママを探し回った。
探して探してあちこちうろうろしても、ママは見つからない。
ママもまた探し回って、二人はすれ違ってしまうからだ。

おっきくなって、迷子になったとき、最初は悲しくて恐かったけど、やがて悲しむ必要も怖がる必要もないことに気付いた。
辺りには人々。景色。空。
それらをただ受け入れ、その状況を楽しんでいたら、ママを探し回る必要性

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【詩】足りる

【詩】足りる

足りなかった。

今までは、何かが嫌だからいろんなもの・こと・ひとが欲しかったんだ。
足りないものを外部から供給しようとしていた。

今は足りた。

足りないものとは何だったのか?
自分で自分を愛するという行為だった。
それを自給自足によって満たした。

今は足りないものがない。
満ちている。足りている。
今欲しいものは、足りないから欲しいのではなく、なくても幸せだけどあったらもっと幸せになれるも

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【詩】望まない

【詩】望まない

これでもう既に充分なんだな。

今、ぴったり、己が満ちている。

今あるだけでもう既に充分なんだ。

今この瞬間、ぴったり満ちていて、
次の瞬間もまたしっかり満ちていて、
その更に次の瞬間もまたすっかり満ちている。

それが永遠に続く。

いつも、いつでも、100%満足していて、
ちょうどいい。

これ以上何かを望む必要はないんだな。

↓詩はこのマガジンにまとめています。

【詩】変わらない自分

【詩】変わらない自分

私は変わらなくてもいいし、
変わってもいい。

努力したり研鑽したり瞑想したりした後に、甲斐無くもとの木阿弥になっちゃっても、
別にいい。

懲りない自分を愛そう。
変わらない自分を愛そう。

でも懲りて変わってきたなら、そんな自分も愛そう。

↓詩はこのマガジンにまとめています。

【詩】食べる2

【詩】食べる2

今を食べる。

ポカポカ、ほんわか、お日様のぬくもりを食べる。
ざわざわ、ガヤガヤ、カフェの喧騒を食べる。

過去をを食べる。

キラキラ、ほのぼの、あの頃の素敵な思い出を食べる。
もやもや、イライラ、思い出したくもない辛かった記憶を食べる。

未来を食べる。

ドキドキ、わくわく、これからの熱い希望を食べる。
ひやひや、ハラハラ、何が起こるかわからない不安を食べる。

自分を食べる。

全部食べ

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