自分の言葉で語ることの重要性について

僕も過去に詐欺士に騙されず、地道な方法論でビジネスで一山当てる方法について書いてきました。

この肉級さんのツイートに全てが集約されてるのですが、今回はこの中の一つ。『自分が無い』について、僕なりに思うところがあるので書いてみたいと思います。

起業家でもクリエイターでも、ネット上で集客を望む場合、Twitterなどのアカウントを開設すると思います。

その際に、自分のブランディングのために、有名人のツイートや誰かの上手い言葉をシェアすると思います。

良いものを自分のフォロワーにシェアすれば、それが素晴らしいものであればあるほど、自分もセンスある人間だと思われる可能性が高いですからね。

これをキュレーションと呼び、意識的に実践してる人も多いと思います。

佐々木俊尚「キュレーションの時代」特集 - ブクログ

中には、その人のタイムラインのほぼ90％は、RT（誰かのツイート）だけ、なんて人もいると思います（笑）

「より良いものをシェアしよう」といった気持ちは良いと思います。プライベートアカウントなら何の問題も無いと思います。

でもお金が絡むビジネスの場合は別です。あなたのアカウントは顔なんですよ。

「いったいどうゆう人間なのか？」「どんな専門分野なのか？」「どんなビジョンを持っているのか？」あなたのプロフィールを見る人は、何かしらあなに興味を持ち、他に振り分けるべき貴重な時間を使って、わざわざ見に来てるのです。

SNSで影響力を持ちたければ、その小さな機会を少しでも逃さないように、最大限努力をすべきなんです。

ネット上にはあらゆるコンテンツで溢れています。動画。ゲーム。Webニュース。素人の一発芸などなど。

「ユーザーの時間をいかに奪うか？」を徹底的に考えて、みんながコンテンツをネット上に流しているので、こちらも少し頭を捻らせないと一筋縄ではいきません。

Youtubeの動画が10分程度のボリュームが推奨される理由も、Webの記事が、「5分程度でさらっと流し読み」が推奨される理由も。

全てはコンテンツで溢れかえる今の環境を、攻略するためです。少ないチャンスを手にすることが、目的とされているのです。

僕はSNSでの影響力を持つとは、「小さな機会を少しづつ誠実に掴むこと」これでしか、可能性は無いと思っているくらいです。

このコンテンツで溢れかえる中。とにかく目立たないと話になりません。それは炎上商法を推奨しているのではなく、自分をとにかく磨き上げて、確固たる自分を確立し、多くの人が無視できないほどの輝きを手にすることを意味します。

RT（他人のツイート）ではダメです。それは他人の言葉であり、他人の絵であり、他人の動画ですよね？

せめて自分のツイート。せめて引用RT使って、自分を表現すべきなんです。

そうでないと、どうしても見る側は、「この人は自分が無いのかな……」と思ってしまうのです。

自分の無い人に、誰もついて行こうとは思いません。「自分が無い」と相手に思わせてしまったら、プレイヤーとしてはアウトだと思った方が良いくらいです。

もちろん、たとえ引用RTでも、自分の言葉で語るのは、簡単なことではありません。

最初は誰か有名人の言葉を単にパクって、乱暴にくっつけただけの、ハリボテみたいなツイートしか流せないと思います。

でも、「このツイートは、僕ならこう考える」とか、自分の言葉に変換する訓練を続けていけば、次第に自分なりの型ができてきます。

これは言葉でも絵でも動画でも、変わりはありません。とにかく自分の型を作ることに専念することこそが、成長に繋がります。

単に他人のツイートをRTしてタイムラインに乗せてるだけでは、何の積み上げにも訓練にもなっていないのです（笑）

是非、ネットで看板を掲げて商売をしたい人は、自分の言葉で語ることを実践してみてください。オリジナルな自分を磨き上げた人にこそ、僕は未来は開かれていると思ってます。