見出し画像

ゲイの性自認と家族.1

15歳で自分がゲイって知って!!

16歳で自分がゲイって受け入れました!!

こんばんは!
キャンタです!

僕の家には、家族アルバムがたくさんあります!とっても仲良し家族ですね!

ただ僕のアルバムだけは、カッターナイフで切り刻まれてます!!

バラバラに裂かれた幼い僕の笑顔……
なんでそんな酷いことに!?

今日は、僕が性自認にいたるまでを、当時のエピソードを交えて話していきます。

ちょっと暗くなるけど、忘れないで!!
今の僕は幸せだからね!!!!
本文どうぞ!!(笑)



僕は女性に、性的な興味を持ったことが一度もありません!
でも男性の体には、ちいさい頃から興味がありました。
特定の誰かじゃなくて、スタイルの整った友人の体とか、身に着けている下着が気になる。なんなのこの感情!
でもね、僕考えるの苦手なんです。わかんないことは放っておく悪癖があります。
そんなわけで、その妙な感覚の正体を気にも留めないまま、中学生になりました!
性に色めき立つ中学生たちに囲まれて、下世話な話が飛び交います。自分がみんなと同じじゃないなんて、一度も思ってなかったよ!今はそうじゃなくても、僕の心と体はいずれそうなると信じてたしね。だって保健の教科書にそう書いてあるし!

決定的な違和感を感じたのは、女の子と付き合い始めたときだね。告白されたことに、とてもドキドキしたんです!それはもう、一晩中!(笑)
その感覚を手放したくなくて、付き合い始めたけど、愕然とします…!自分はそのコに何一つ求めていない。求め方がわからない。友達だったころと、違うことをしなきゃ。でもその先を、想像できない…。
2ヵ月もしないうちに関係を切りました。無責任な判断に友達を巻き込んだことを、後悔しました…。

自分は他と違う…!!
女性には興味が無い!!

僕の家は4人家族です!父と母の関係は良好で、兄さんとはそれなり。僕は世界で一番父が好きで、二番目に母が好きでした!とっても仲良し家族だったんですよね~。
いつかこんな家庭を築くんだって、思い込んでいました!それが正解だって知ってましたし。

そんで、僕はそれ以外の幸せの形を、知らなかった。
僕はそうなれない。
幸せになれない。

男性に興味があることよりも、女性に興味が持てないことに絶望しちゃったんです。

小学生のときに、性同一性障害の元女性のドキュメンタリー番組を見たことを思い出しました。「性転換手術を受けるよ」と告げられた母は娘に対して、「ちゃんと産んであげられなくて、ごめんね」と零します。

僕の周りにはセクシャルマイノリティの人は一人もいませんでした。参考になるのはその記憶だけ。娘に対して謝罪する母親。


「俺がおかしいのって、親のせいなんじゃん!!!?」


当時、考えることに疲れていました!!答えのない問題と向き合うのって、めちゃくちゃ疲れません?できれば一般的な幸せを、何も考えずに目指したかったんですよ。だって考えるの面倒だし!!

僕にとって両親は全てでした。すべてが、めちゃくちゃ憎かった!!これまで過ごした15年が、この闇に続くためにあったのかと、お前らのせいでこんな目にあっているのかと、責任の全てを両親に押し付けたんです。

当然こんな考え方をしていたら、両親と仲良くなんてできるわけありません!あきらかに様子の変わった僕を心配して、何があったのかを聞き出そうとします。

言えねえ!!言えるわけねえ!!
「お前らのせいで俺はゲイに生まれて、一生不幸だ」
って伝えて、全否定されるのが怖い!!
だって両親は俺の全部なんだから!!これまでの全てがハリボテだったとしても、俺の全部の価値がなくなっちまう!!どうせこの不完全な体で、幸せになれるわけもねえのに、この期に及んで、それがたまらなく怖い!!


ここまで読んでくれてありがとうございます!!イライラさせてたらほんとすまん。
これは僕の昔話なんですけどね、今の僕が客観的に見た意見をすこ~しだけ。
この頃の僕はね。同性愛に理解がないこどもなんです
同性愛者に強い偏見を持っています。自分がそうだって知った時に、自分を支える正しい知識を何一つ持ってないんです。少なくとも僕が幼い頃の保健体育の教科書は、ゲイの自分なんて存在しないみたいに書かれてました。
生来ネガティブな僕は、気持ちを誰にもさらけ出せないまま、極論に至りました!

俺って、要らないじゃん…


次回、家庭崩壊!!
明日21:00更新!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?