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39才。イスから立ち上がる理由


手元の資料を見ようとして
思わず椅子から立ち上がっていた。

その本から距離をあけることで
文字を読みやすくするために
身体がとっさに動いてくれたのだ。


なんて優秀な私の反射神経!!


なんて言ってられない。



6行で表してみた
その行動をシンプルにいうと


ろうがん

ROUGAN

そう。


つまりわたしは39才にして
老眼なのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


仕事中、カードサイズのものを
A5用紙にコピーすることがあるのだけど

他の人が120%~140%の倍率で
拡大するところ、

私は160%でコピーしている。


それはもちろん
文字が読みにくいから。

160%でコピーすると
A5用紙めいっぱいに大きく印刷される。



今週から新しいスタッフが
入ってきたのだけど

例の160%コピーを見て
小さく
わぁ!と言われた。



なんだか
照れてしまい思わず、

わたし老眼が始まってしまったんです。
えへへ


といいわけにもなってない
そのままのいいわけで取り繕うと

私の年齢をまだ知らないその方は


ですよね!!
私も50代に入ったら
急激に始まって
どんどん進んでしまって!!


と、
フォローになってない
フォローをしてくれた。


初勤務早々、
気を遣わせたことは申し訳ないが


きっとこれからコピーは
160%でやってくれると思う。





38才、
なんだか見づらいこの現象を
老眼だと認めるのに
だいぶ時間がかかった。


39才、
今度は医学的に認められたくなくて
まだ眼科にいけてない。


ただでさえひどい近視で
瓶底眼鏡なのに


もうワンステージ
ステップアップしたことを
正式に認定されたくはない。


いやワンランクダウンというか。



そうこうしているうちに


見たい物と目の距離が
さらに、
どんどん、
離れている気がする


どうしよう、

手元をみるために
とっさに椅子の上に立つようになったら。


ええ、知ってる。


早く眼科いけ



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