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329 いわき湯本温泉再訪・手作り感あふれる旅館で温泉を楽しむ

10月半ばの茨城での取材旅行を終え、せっかくなら温泉旅館に泊まりたいなと思いました。常磐線沿線で温泉といえば、やはり福島県いわき市にある湯本温泉でしょう。各駅停車に揺られて湯本温泉の玄関口、湯本駅にやってきました。

3月にも湯本温泉には来ているのですが、そのときはいわき駅からレンタカーで来たので湯本駅には立ち寄らず。湯本駅は初めての下車です。駅前はハワイアンが流れていていい雰囲気。蒼井優さんらの熱演で人気となった映画「フラガール」の舞台でもある湯本温泉。ハワイアン全力推しです。

実は私、4年ほどウクレレを習っていました。映画「フラガール」のテーマ曲「Hula Girl」が引けるようになるのが目標で、憧れの名曲でした。下手なりに弾けるようになったときはうれしかったですね。

前回も訪ねた温泉神社。黄昏時でライトアップされてなんとも趣深いです。温泉街を散策しながらの神社訪問もいいものです。

手水の屋根も秋の装い

温泉神社から見える旅館群。左手の旅館が今回お世話になる「こいと」さんです。

これが今回のお部屋。すでに布団が敷かれていました。ここは朝食のみの提供で夕食はないので外に出ないといけません。また、ユニットバスがあるんですがお風呂は使えずトイレのみ使用可。お風呂は自慢の大浴場を使ってくださいとのことです。まぁ、温泉旅館なんでユニットバスがあっても使わないでしょう。

ではさっそく温泉へ。

温泉へはこんな地下通路っぽい廊下を通っていきます。

お風呂に行く廊下にはこんなメッセージが。おかみさんのあったかい言葉。うれしいですね。

温泉の効能も手作りのポスター掲示。こちらの旅館、おかみさんの手作りメッセージにあふれています。

・・・・・・。
男湯には「いい男」の暖簾。「いい男」じゃない男はどこの温泉に行けばいいの…?

温泉は2つの浴槽と向こうに露天風呂。浴槽は手前があつ湯、奥がぬる湯です。あつ湯はマジで熱い。飯坂温泉といい福島の温泉は結構熱い印象ですね。久しぶりの硫黄泉。独特の香りが鼻をくすぐりいい感じです。

こちらは露天風呂。大きくはないですが草木を眺めながらゆったり寛げます。虫や落ち葉が入ることがあるので虫取り網が脇に置いてあります。

塩化物泉ということもあってぽかぽかあったまります。体の芯まであったまってさっききた廊下を歩いていくと

非常口の下にまた手作りポスターが。
いや、こんなポスターで警告しなくても開けないって。

先ほども言いましたが、こいとさんでは夕食の提供がないので、隣の旅館のなかにある飲食店へ。居酒屋のようですがひとりなので軽く済ませます。

高品質で定評のある「常磐もの」を取り扱っているお店でした。
これは地元の美味しい者、食べるしかないでしょう。

じゃこおろしにめひかり。いわきに来たら「常磐もの」を食べなければいけません。特にめひかりはいわきの特産物として知られています。処理水の件で苦境に立たされている日本の水産業ですが、積極的に食べて貢献していきたいですね。#食べるぜニッポン!

翌朝、近くにある外湯さはこの湯に春以来の入浴を試みたんですがあいにく10:00開店。駅の近くのみゆきの湯も遅い時間の開店で外湯には入れませんでした。早朝にこいとさんで朝風呂に入ったんでいいと言えばいいんですがちょっと心残り。

その代わり駅前の足湯に入りました。

愛湯物語と名付けられた足湯。
10分も浸かっていると全身が温まります。

振返れば、駅。愛湯温泉も駅から抜群のアクセスなんですが、実は湯本駅にはもっとアクセスのいい温泉があります。

それが駅構内の足湯。列車を待ちながら足湯で談笑できる貴重な場所です。さすが常磐きっての温泉地。お湯の良さを全力でアピールしてきます。

久しぶりの温泉地での宿泊となった湯本温泉。こいとさんは小ぢんまりとしていましたが、手作りのおもてなし感のあるいい宿でした。手ごろな価格で温泉地に泊まることができるので、常磐地域を訪ねたときはまた立寄ってしまうと思います。次に来ることを楽しみにしつつ、湯本駅を後にしました。

↑ 3月に湯本を訪ねたときの記事はコチラ。

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ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
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