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401 目黒川・花見と女優と天空の楽園と。

東京の花見といえば!目黒川を歩く

東京きっての桜の名所・目黒川にやってきました。

ちなみに2年前の3月26日はこんな感じ。やはりここも桜の開花は遅れています。前回は目黒川を南に下っていったんですが、今回は北の池尻大橋駅方面に歩いていきます。

桜は遅れていますが提灯は飾られてすっかり桜まつりムードですね。

遅れているとはいえ、探せばちらほらと桜は咲いています。レンズをかざして咲いている桜の花をカメラに収めていきます。ここのところ毎年この時期になると桜を追いかけて遠出をします。ソメイヨシノは近所でも咲いているんですが、遠出をしてしまうのは、単にソメイヨシノが見たいからではなく、桜の名所といわれるその場所が一年で一週間だけ桜で飾られるその絶景をこの目で見たいからにほかなりません。

有名女優と新進写真家のコラボ写真展へ

さて、実はわたしが目黒に来たのは桜が見たかっただけではありませんでした。今日まで目黒のスタジオで行われていた写真展に行きたかったから。

そのモデルになっているのは女優の川島海荷さん。かなり若いころから活躍している実力派女優の彼女は今年30歳。その節目に自分と向き合うために開いた写真展です。この写真を撮った写真家にも興味を持ちました。増田彩来(さら)さんは22歳ながら注目の若手写真家。うちの息子と同い年ということで親近感を持ちました。

わたしもブログを書きはじめたころから写真に興味を持ち始めましたが、写真を見ながらどうしたらこんな表情を撮ることができるのだろう、どうしたらこんなに光をうまく操って絶妙な構成で写真を撮ることができるのだろうと感心しながら写真に見入っていました。でもって、写真集や絵はがきの販売コーナーには川島さんご本人が…!本人がいると思わず驚きました。。。優しい雰囲気ながらもやはりどこか女優らしいオーラを感じます。写真を見ながらもその存在がどうしても気になってしまいました。

都会のオアシス・目黒天空庭園

川島さん本人から手渡された絵はがきを片手にふたたび目黒川沿いを歩きます。首都高速とぶつかる辺りでコロッセオのような円形の建物が目に入ります。なんだこれは…?

建物の中に入ると結構無機質。カメラに撮ると暗さが目立ちます。先にあるエレベーターで屋上に登ります。

屋上に登ると景色は一変、あの無機質な空間は何だったのかというくらい整備された庭園が目の前に広がっていました。

首都高速道路の大橋ジャンクションの中を有効活用した公園です。大都会で広い敷地を取りにくい東京にあってこの取り組みは多くの人に評価されグッドデザイン賞を受賞しています。

遊具などはありませんがさまざまな植物が庭園を彩り、超高層ビルの並ぶ東京ならではの景色をゆっくりと眺めることができます。下界は桜まつりで賑やかですがここはそれとは一線を画し、家族連れやひとりで公園を散策する人もいたりしてゆっくりと都会の休日を楽しむことができます。

菜園なんかもあるようです。

公園の端では里山を作っている途中でした。今は立ち入り禁止ですが近いうちに水がきれいな時代の東京の里山が復活した姿が見られたらうれしいですね。

公園のへりにはこの看板。公園にいると忘れてしまいますが、ここが首都高速の内側だということを思い出させてくれました。

道路に挟まれた狭い場所にも庭園が造られ、少ない土地を憩いの場にする東京の人たちの努力が垣間見えました。

目黒の街を中目黒から池尻大橋駅まで歩きました。桜の時期はもちろんですが川沿いの散策は散歩に最適な場所。新緑の時期も楽しいと思います。都会の中のオアシスへぜひ出かけてみてください。














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ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
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