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夏の甲子園のチーム別身体形態(身長、体重)まとめ〜2024年夏バージョン〜

いわきFC育成研究所のオンラインサロンにパネリストとして参加

オンラインサロン「いわきFC育成研究所」において、8月29日(木)に「強化育成の仕組みとしての高校野球」を題にオンラインシンポジウムを開催しますので、お知らせいたします。
※事前申込み制
※申込締切:8月28日(水)23:59まで

https://iwakifc.com/2024/08/26/online0829/より一部抜粋

明日29日の夜なのですが、いわきFC育成研究所のオンラインサロンのパネルディスカッションに呼ばれましたので、オンラインパネリストの1人として参加します。「強化育成の仕組みとしての高校野球」に関して自由に議論する場とのことです。

ただし、すでに申込締切は過ぎているようです。告知記事が遅くなりみません。

サムネイルの写真はドイツのケルンの野球場です。今年は五輪の期間に3週間ほど欧州をうろついていたこともあり、あまり高校野球を細かくウォッチできておらず、ここ2年作っていた出場選手の身体形態の記事もまとめられていませんでした。

甲子園大会はすでに終了していますが、今回せっかくの機会を頂いたので、明日のネタ作りがてら2024年のチーム別の身長と体重についてまとめておきたいと思います。

※過去2年の記事は下記をご参照ください。

2022~24年:夏の甲子園出場チーム別平均身長・体重

せっかくなので、図のスケールを合わせて2022年、23年のものも再掲します。黄色は優勝校、薄黄色が準優勝校、水色がベスト4進出校です。

・2022年

「甲子園 2022(週刊朝日増刊)」を参考に筆者集計。大阪桐蔭、日大三、二松学舎大付は甲子園出場メンバーの記載がなかったため地方大会の背番号1~18を対象としている。

・2023年

「甲子園 2023(AERA増刊)」を参考に筆者集計。北陸、履正社、宇部鴻城、花巻東、明桜、富山商、浜松開誠館は甲子園出場メンバーの記載がなかったため地方大会の背番号1~20を対象としている。

・2024年

「甲子園 2024(AERA増刊)」を参考に筆者集計。健大高崎、関東第一、掛川西、中京大中京、菰野、智弁学園、智弁和歌山、岡山学芸館、南陽工、鳴門渦潮、聖カタリナ、創成館は甲子園出場メンバーの記載がなかったため地方大会の背番号1~20を対象としている。

メンバーの身体形態を見るだけでもチームの色が出ているのがとても興味深いところです。

右上に行くに従って、より上位レベルで活躍できる選手の輩出を狙っているチームという印象。一方の左下は守り勝つ野球を重視するチームか部員数の少ない公立校が多くなっています。

左上と右下の差はウエイトトレーニングの優先順が高いか否かの差が出ており、2023年は共栄学園や浜松開成館がパワーを強みに甲子園初出場を果たしていました。

甲子園に右上のチームが減る方向になるのか?

「飛ばないバット元年」ということで、本塁打数、平均得点が減った今年の甲子園。

結果的にも出場校平均より小柄な京都国際が優勝しましたが、今後、今年の早稲田実、東海大相模、智弁和歌山のような大型のチームが減る方向になるのでしょうか?

個人的には、それぞれのチームや選手が目指す目標が多様化していると感じており、そうはならないんだろうなと思っています。

このあたりなどなど、明日議論できることを楽しみにしています。

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