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#23 量り売り専門店〔オランダ滞在記〕

2022年6月26日 @Amsterdam
オランダ DAY26
Little Plant Pantry

今回は、量り売り専門店
Little Plant Pantry について。

ヨーロッパにおける
量り売り専門店の需要の高まりは
意外にもここ数年の話らしい。

Little Plant Pantry は、
2019年にスタートした、
アムステルダム初の
プラスチックフリーな店。

容器はすべて缶とか瓶で、
札とかトレイは木製。

粉系


買う商品を入れる容器は、
特別お店が用意したわけではなく、
街の人達が持ってきたものらしい。

だから大きさも形もバラバラ。
追加料金ナシ。
自由に使っていい。

ある人にとってはゴミでも
他の誰かにとっては価値あるものに。


買い方も丁寧に説明してくれた。

好きなだけ取って
重さを測って
商品名・重さを書く

容器の重さをひいた値段を支払う。
シンプルだから買うハードルは高くない。


あとは、climate impact が
数値で見える化されてるのが
いいなと思った。例(↓)

pumpkin seeds は 15.78%
sesame seeds は 32.1%


奥側は外も中もカフェスペースで、

一緒に行った人と
「屋内のほうは保育園みたいだね~」
って話してたら、
この建物実はもともと保育園で、
それをそのまま残しているらしい。


この試食がうんまかった。

数種類の穀物でできた
ソルティなクラッカーに
植物性チーズが乗ってる。

植物性とは思わせないクオリティに
店員さんも自信持ってた。


このお店は、
too good to go の加盟店。

廃棄が近づいている食材・総菜を
福袋みたいにして安くで
一般消費者が受け取れるアプリ。

1番有名なスーパーマーケット
Albert Heijn も加盟していて、
結構普及しているみたい。

日本にもフードロスの解決策として
こういうサービスあるけど、
今回調べるまでは全く知らなかった。
大きい都市とかだったら
利用率一定あるのかな🤔


日本に目を向けた流れで
最後に1つ触れておきたいのが、
日本初のゼロ・ウェイストな
スーパーマーケット「斗々屋」。

お店自体の大きさも、
取り扱ってる商品のバリエーションも、
京都で行った斗々屋の方がすごいかも。
改めて感激。

ゼロウェイストなお店をしたい人向けに
講座を行ったりもしてるみたい。
日本でもこういうお店の割合が
増えたらいーなー。

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