試験の種類とその対策
試験について考えてみる。
例1)漢字テスト、英語の単語テスト
これは、覚えている、ということを伝える。
対策は、インプラントのための勉強と、アウトプットの練習である。具体的には、覚えることを意識しながら、1回書く。そして、思い出しながら、1回書く。
例2)数学のテスト
これは、考えるための道具を持っていること、その道具を正しく使えることを伝える。つまり、自分で考えて答えに辿り着けることを示す。
対策は、武器を手に入れるための勉強、武器の使い方を学ぶ勉強である。具体的には、単元ごとの問題を解き、入試問題を解く。
例3)採用試験
これは、自分が相手の求める人材だということを伝える。
対策は、相手が何を求めているのかを理解し、それに応えることができると証明するエピソードを用意する。
試験が苦手だ。
点が取れない、合格できない。
点を取りたければ、合格したければ、ただ好きなように勉強しているだけでは不十分だ。
点を取るため、合格するための勉強をしなければ、点は取れない、合格できない。
試験のための勉強をしていると、試験の目的がわからなくなる。
試験とは、何だろうか。
何のために試験があるのか。
何のために試験を受けるのか。
点を取ること?
合格すること?
勉強したことが身についているか確認すること?
試験には、色々な種類がある。
共通するのは、試験を受ける人が、試験を課す人に、何かを伝えることである。