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観客の役割を演じる。

コンサートやミュージカルを見に行く。
この時、私は、観客であり、見る立場である。

観客である私は、ステージ上で行われる内容を見ている。
演出や舞台設置などを見ている。
演者が楽しんでいる様子も見ている。
そして、それを楽しんでいる。

しかし、観客である私は、ただ見て、楽しんでいるだけではない。
演者に見られている。
だから私は、観客という役割を演じる。
ライブであれば、拍手して、音楽に乗って、声を出して、演者の求めに応える。
楽しんでいるということを伝えたい。
演者を喜ばせたい。

楽しませてもらうだけではない。
演者にステージを楽しんでもらいたい。
観客も舞台セットの一部であり、観客の行動は演出の一部である。

楽しみ方は人それぞれ。
でも、私は、演者が喜ぶ行動をとりたいと思う。
そして、それを楽しみたいと思う。