連句【裏白】シンバルの巻◆満尾
連句【裏白】(表六句) シンバルの巻
(2024.6.28〜7.22)
シンバルを強くたたいて暑さかな 夜明け藤
空き教室に舞う揚羽蝶 環七
壁に沿う習字の文字が揺らめいて 理生
テイクアウトの珈琲熱く 環七
公園のベンチ座りて見上ぐ月 静風
君がこころはいまだ戻らむ 黒夢
連衆 (参加順)
黒夢さん
静風 (BRILLIANT_S)さん
夜明け藤 (親睦)さん
理生さん
蛤無洗 (teiQrei)さん
環七 (カンナ)
今回の連句は表六句のみですが、一句ずつ全員で投句、全員による投票で決定というやり方で進めたので、25日間かかりました。
長期間のご参加おつかれ様でした。
私の感想ですが、つくづく付句には個性が出るものだなと感じました。
多分匿名で見てもどなたの句かわかると思います。
長句で17文字、短句で14文字という短さの中に、これほどまでにその人が表れるのは凄いことですね。
また、内容自由のフィクションであっても、やはりその人の中にあるものが出てくるのだなと、当たり前ではあるのですが、実感しました。
そういう個性の響き合うところが、連句の魅力だと思います。
今回、式目は緩くしていましたが、それでいいのではという気もしてきました。
また次回、連句遊びVol.4を企画しますので、多くの方にご参加いただけると嬉しいです。
付句の過程はこちらのコメント欄に ↓
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