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ライフシフト習慣術

こんにちは、子供が生まれてから22時に床に入っているどもです。

やばいです。前回の記事から1ヵ月も更新してませんでした・・・
久しぶりにブックレビューを書きます!

サマリー

書名:ライフシフト習慣術(2021)
著者:尾石晴(ワーママはる)
要約:10年以上の会社勤めを経て30代後半で退社、ライフシフトを実現したワーキングマザー(ワーママ)である著者が仕事や夫婦生活、子育てなどから学んだことや身に着けた知識、大切にしていることなどを「仕事」「人間関係」「子育て」「お金」「学ぶ」の5つのカテゴリーの習慣術にまとめた1冊。普段、音声配信メディアVoicyで発信されている内容の中からライフシフトにつながるものを抜粋して書籍化されたものです。

個人的評価:★★★☆☆

著者紹介

ワーママはるさんは会社員として働きながらブログ、note、Twitter、Voicyなどでワーキングマザーとしてどのように家事や育児に取り組んでいるかを発信されていました。現在は昨年10年以上勤められた会社を退職し、サバティカルタイムと題してオンラインヨガ教室など今まで会社員時代に出来なかった様々なことに挑戦されています。

本書は著者の第2作になります。第1作の「やめる時間術」も以前にブックレビューを書いたので興味がある方はそちらもご覧ください。

所感(感想)

女性は20代から30代にかけて結婚、妊娠、出産という大きなライフイベントを迎え、サラリーマンの方は産休、育休というキャリアの分断を余儀なくされます。

著者も元々外資系企業で成果主義の中仕事をしており、残業もバリバリするサラリーマンだったそうです。
産休、育休を経て職場に復帰すると、周りは残業しているのに、自分は保育園の迎えがあって残業が出来ない中で、成果を出し続けないといけない。
家に帰ってからも旦那が長時間労働で帰ってこず、ワンオペでの家事育児が待っており、自分の時間が全然取れない。

そんなワーキングマザーである著者が毎日音声配信を行ったり、年間300冊以上も本を読んだり出来ることはシンプルに尊敬しますし、多くのワーキングマザーに勇気と希望を与えていると思います。

本書では著者が普段音声メディアのVoicyで発信されていることを「仕事」「人間関係」「子育て」「お金」「学ぶ」の5つのカテゴリーの習慣術に分けて書かれています。

私は中でも「子育て」の内容はとても学ぶことが多いと思いました。
書中でモンテッソーリ教育の創始者マリア・モンテッソーリの言葉が引用されています。

”教育とは自立し、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人を育てる”

著者はこの言葉で最初に出てくる「自立」に重きを置き、子供が自分で考える、子供が自分でやることを大切にされています。

例えば子供が「喉が渇いた」、といえば多くの親は何か飲み物を用意して差し出すでしょう。しかし著者は「喉が渇いたから水が欲しい」と伝えられるように会話を促すそうです。
また別の例では飲食店で子供が水をこぼしたら、拭いてやるのではなく、「店員さんに『こぼしてしまったので、雑巾を貸してください』と言いに行きなさい」と促すそうです。

親が子供の代わりに行動や判断をしてあげると、子供は自分で考えたり自主的に行動しなくなってしまうので私も注意しなければいけないと感じました。
著者が心理学者や脳科学者、教育学者でもないからこそ真似しやすく、心にも残るのかもしれません。

逆にそれ以外のカテゴリーに関しては著者よりも権威のある他の発信者の皆さんも言われていて聞いたことのあることや、他の本からの引用が多く感じたので少し低評価となりました。

前作のレビューでも書きましたが私は著者のファンなのでこれからも応援していきます!

読んでいただきありがとうございました。また書きますので興味ある方は「フォロー」よろしくお願いします。ではまた。

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