【妊婦日記inイギリス番外編】子宮筋腫が暴れ出した話
胃腸炎も早々におさまり、また体調良好な生活を送り妊娠後期を過ごしていた中。
必要あって一時帰国することに。
お子自身も、私も体調がよかったので念のためドクターとミッドワイフにも相談し、帰国しました。
※こちらイギリスでは、旅行など今のうちにできることはどんどんやった方がいいよ!とドクターやミッドワイフに推奨されるほど。むしろ、体調いいのになんでそんな事聞いてくるの?というくらいの感じ。
ブルーブックを持参して、飛行機でエコノミー症候群に気をつけてね!楽しんできて!とのこと。
飛行機もロングフライトながらおかげさまで快適に過ごし、帰国してしばらくは無理はし過ぎず元気に過ごしていました。
とある夜、初めて急激にお腹が張り始めます。
むむ、これがよく言う「張る」ってやつか!?
家で休んでもあまり改善はされず、トイレに行くのもやっと。
「そうか、多くの妊婦さんはこの大変な張りを経験しているのか。」
と呑気に考えていたものの、夜横になっても張りや痛みは治らず、寝てしまえ!と思っても1,2時間で起きてしまいます。
※時差ボケ?とも思ったのですが、もともと時差ボケはあまりないタイプだし、この症状がでる前日まではちゃんと日本時間で眠れてました。
ちょうど三連休中だったこともあり、翌日も我慢していたものの症状は改善されず、三連休明けの次の日駆け込みで産婦人科へ。
日本で妊娠中のかかりつけがあるわけではないので診てもらえるか心配でしたが、事情を話すとすぐ来るようにとのこと。
尿検査、(イギリスではやらない)体重測定、血圧測定、血液検査、エコーをして、最後に診察。
「出血などはないですよね?概ね大丈夫そうですが…ん?血液検査の結果が異常だわ。こりゃだめだ、すぐ上の階に移動して、入院です。」
と、即入院が決定。
結論としてはタイトルでネタバレしている通り、もともとあった子宮筋腫が酷い炎症を起こしているとのこと。
妊娠していなければ栄養が筋腫のほうにいっていたのに、お腹の子の方に優先的に栄養がいってしまって、暴れているらしい。
たまに起こりうることらしく、だけど妊娠中は筋腫切除の手術はできません。
1日2回の抗生物質の点滴、赤ちゃんのモニタリング、血液検査などで様子をみながらの入院生活。
まず、早急な対応で入院をさせてもらえて、手厚い看護と美味しい病院食ですっかり安心しきった入院生活でした。
これがイギリス、NHSだったら…と思うと震え上がるばかり。
まず診察待ちで何時間待たされる?そして恐らく処置もそこそこで帰らされるだろうと思うと日本に一時帰国してから起きた症状で本当ラッキーでした。
ちょうど色々友だちとの予定をつめこんでしまっていた期間だったので、キャンセルやリスケをしてしまい申し訳なかったのですが、ここまで普通に過ごせたのを良いことに動き過ぎた?のを猛省。。
少しスローダウンしないと、といういいキッカケになりました。
回復し、数値も良くなり5日間で無事退院。
イギリスで妊娠中に救急を体験しただけではなく、日本に一時帰国中に入院するという、なかなかない経験を重ねてしまいました。。
※何人かからは、ロングフライトのせいでは?帰国しないほうがよかったのでは?とのお言葉を頂きましたが、担当してくれたお医者さんからはそれは関係ないし、気をつけて帰ってイギリスでの出産頑張ってね!と言ってもらえました。
実は最後の仕上げのどデカい事件があるのですが、出産も近くなっている今日このごろ。
アップするのが先になるか、出産が先になるか!?
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