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長女をこの世界に召喚しました!in🇬🇧

12月27日19:20
ついに長女との対面の時がきました!

22日の誘発入院から6日目。。
なかなか進まなかった誘発の様子はこちら↓



12月26日 入院5日目
23時頃、もう今日は(も)ないかもねーと主人が帰ろうとしたその時、
ミッドワイフがニコニコしながら、サムズアップをしながらやってきました!

「お、ついに?」
「分娩室あいたよー!荷物全部まとめて、移動するよー!」

車椅子に乗らせてもらい、ついに分娩室へ!
案内された部屋は、どうやら唯一パートナー用のベッドがあるとの部屋。

24時過ぎ、人口破水をさせるとのことだが、

「ん?子宮口があまり開いてないね。。1センチだわ。でも始めますよー。」

「じ、人口破水って痛いの?」

「んー、人によるけどガス(笑気ガス)使えば楽勝だよ!」

ガスを吸引しながら、あっという間に破水。
さていよいよ点滴のホルモン剤をいれるというタイミングで、どうやら緊急のお産する患者さんが運ばれてきたとのことで、みんなそちらへ出動!

「点滴するまでちょっと待ってて。2人とも休んでていいから!」

ということで主人はベッドで、私は分娩台で数時間仮眠。ベッド付きの部屋でよかったねー。

5時頃、やっと落ち着いたとのことで担当の人が戻ってくる。
いよいよ点滴。

するとほどなくして、軽い生理痛のようなものが。
でも今まで体験したありとあらゆる痛みと比べるとかわいいものなので、
ん?これ陣痛?もっとずどーーーーんってくるものでは?
というかんじ。
ミッドワイフに生理痛のような、でも耐えられる違和感があると伝えると、波形をみて、うん陣痛きてるね!とのこと。

おー、いよいよか!なーんて呑気に構えているうちに、陣痛が少しずつ勢力を増してくる!
ガスを吸引して落ち着かせるものの、段々と効かなくなってうめくようになってきたので、無痛分娩の時に使う麻酔、エピデュラルを注射してもらいます。

これが噂のエピデュラルかー!と無痛の世界へと誘ってもらいました。笑

数時間陣痛は来続けていたものの、痛みはなく、しばらく休んでいようとすると…

突然急激な寒気に襲われて、ガタブルが止まらない…!
ものすごい発熱と、破水からしばらく時間が経っていること、それらにも関わらず子宮口が3センチぐらいしか開いていない為、緊急帝王切開をした方がいいとのドクターの判断がでました。

できれば経膣で産みたかったものの、試練という試練をくぐり抜けまくったお腹の子にこれ以上辛い思いはさせたくない、という気持ちが勝り、帝王切開手術に同意しました。

19:00頃 手術室へ主人と共に移動。

「そうだ、曲なに系がいい?クラシック?ポップス?Spotifyでなんでも選べるよ!」

「え、じゃあポップスで!」

移動すると、ビヨンセがガンガン流れて、担当する皆さんノリノリで迎え入れてくれました(笑)

下半身麻酔をし、左上で主人が励ましてくれながら
19:15 メスが入る。

お腹をグリっとされた変な違和感がありながら、すこーしだけ痛いような?でも全然耐えられることは耐えられるかなー?と冷静に考えているとあっという間に…

ん?ほぎゃーって聞こえた?

'Congratulations! Baby girl!’

と、下半身を見えないように仕切っていたビニールシートみたいなのをパッと外し、小さきその子をかかげて見せてくれました。

19:20 娘っこ、この世界へ降臨の瞬間。

そこから元気にほぎゃー!ほぎゃー!と泣き声も聞こえ、言葉にはならないほどの感動の瞬間でした。
元気に生まれてきてくれて有難う。

執刀からものの5分であっという間に爆誕。
誘発入院からのこの6日間はなんだったのか?というくらい最後はあっという間でした。

ということで、誘発フルコースからの、無痛分娩の準備から緊急帝王切開と、ありとあらゆるものを駆使してもらった、超フルフルコースのお産となりました。
また経験値が爆上がりです。

でも無痛の予定だった為、早めにエピデュラルを打っていたおかげで、ほんの少し陣痛を体験したものの、お産自体での痛みはほぼ感じないまま終わりました。
ガス&エピデュラル万歳すぎる!
日本のほとんどの妊婦さん達がこれを使わないで出産してるなんて凄すぎる。。でも無痛のオプションは日本だと高額すぎてみんな諦めちゃうから、もっとハードルを下げて少しでも楽な、そして楽しく幸せなお産にさせてほしい。


出産後、私は色々な処置をしてもらってる間に娘っこも体重を測ったりとしてもらっていたら、主人が呼ばれ、気づいたらハサミを手にしてました。
事前にバースプランを考えていた時、臍の緒を切りたい?と聞いたら、いやぁ。。と断っていたのに、気が変わったのかな?と思って後で聞いたら、

「臍の緒、切る?」
と聞かれて、

「いや、切らないです。」
って答えたのに、

「まぁ、いいからいいから!せっかくだし、ね!」

とハサミを握らされ、切ることになったとか。
切る?って聞く意味!そもそもバースプランの意味!笑
ま、主人も経験値を上げてもらったということで。
ご厚意で主人のスマホ貸して!といってその様子を写真で撮ってくれたのですが、主人全面ドーン!な写真で、娘は見切れている写真でした(笑)

その後、希望だったskin-to-skin (日本で言うカンガルーケア)を、そして初の授乳をさせてもらい、疲れが吹っ飛ぶような幸せな触れ合いをして新たなスタートを切ることになりました。

次回からは育児の様子を少しずつお伝え出来たらと。
最後に、イギリスでの出産で欠かせない通過儀礼、出産直後のトースト写真で締めようと思います。産後にトーストなんて、、という気分でしたが、食べたらものすんごく美味しかったです!笑

これが噂の出産直後のトーストです!

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