見出し画像

僕は接客も料理もそんなに好きじゃない

どうも姫路のhideです。お金に縛られない飲食店をしたり、悲しいを削減するオンラインサロン&シェルターを運営して頑張って生きています。

今日は昨日洗い物をしながら配信してた時に1ミリだけ良い事を言ったのでその配信からのテーマでnoteを書きますよっと

----------✂️------------

僕は好きな事を仕事になんてできてない

画像1

キャンディ云々、お金に縛られない飲食店云々、オンラインサロン云々が一番よく聞かれる事なんだけど、その次ぐらいに「なんで飲食やろうと思ったんですか?」って聞かれる。

残念ながら僕にカッコいいエピソードなんてホントになくて、今となっちゃ右を見ても左を見ても「スゲーよなぁ」なんて感嘆してる。

僕の今1番やりたい事、1番考えてる事はキャプテン翼の新作ゲームの事だもんで、いやはや情けないやらおもろいやら。

画像2

、、、そうね、、飲食やりだした理由ね。

ザックリだけど説明すると、、

きっかけはただのアルバイト。

で、そこで稼げたもんだから(今より使えるお金多いぞコラ!)それでいいや、、って学校もやめちゃってずっと飲食フリーターを転々としてた。

一度だけ過労なのかな?
正社員になって普通に仕込みしてた時に、バターン!って倒れた事がある。
ホント前触れなくね。いや、怖いな。

昔話に書いた事あるかもだけど、僕、身体弱かったから、10代後半の若い時は虚弱気味だったかも、今も体力はないんだけど、今よりも身体ができてないというか、、
(体重も50なかったしね)

いや、そんな話はいいわ!でもまぁ結構重労働してたっぽいねー。12時間ずっとご飯作って片付けて仕込みしてご飯作って、、って感じ(^^)

そのまま成り行きで飲食店を転々としていった。それだけ。

こころざし?
お客さんのために?

ないないwww

そんなのカケラも持ち合わせてなかったよ。
全てがただの作業。
効率よく業務をこなしていればお金がもらえる。ムカつくやつはバックヤードで上司も客もボロカスに文句言ってた。めちゃくちゃウケてたよ。

恐ろしいことにそんなノリで27歳ぐらいまで仕事してた。

今、話題のU25世代には見せられないよね(笑)

画像3

(お前ら全員天才だわ)
----------✂️------------

仕事を仕事だと意識しだしたのがようやく30歳から

画像4

ヤベーでしょ(笑)

まごうことなき社会不適合者!!

「お前の仕事には心がない」
(作業はめちゃくちゃできてた!!)

とか、漫画みてーなこと言われちゃってクッソムカついて、「接客」ってのを形だけ真似てやってみたらお客さんからの「ありがとう」が嬉しかったんよ。

それが人の為に働くって楽しいなって思ったきっかけ。

30でこのレベル!?

で、もともと作業としての仕事自体はできてたから、ポンポンと役職的なものもあがっていったんだけど、やっぱ大衆向けの仕事なもんでムカつく客はムカつくし、相変わらず人を見下す僕は「なんでこんなゴミみてーなのからお金もらってありがとうなんて言わなきゃなんねーんだ」みたいな事も変わらずずっと思ってるのね。

でも、気持ちいいお客さんとのやりとりは楽しい。だから「接客って楽しいな」って勘違いしてた。

----------✂️------------

見抜かれた本質

画像5

ある時飲みにいったスナックのママとの会話で「接客って楽しい」「接客が好き」みたいな話になった。

わかります!僕もです!接客業っていいですよねーみたいな事言ってたら、初対面すよ?
初対面なのに「私にはお客さん(僕)が接客を好きなようには見えない、人も好きじゃないよね?」って言われた。

もうびっくらこいて(笑)

その時は、「え?なんで?接客楽しいよ、、」って思って意味がわからなかったんだけど、月日が経ってめちゃくちゃ納得しかないんですよね、、

良いお客さん、好きなお客さんとのやりとりが楽しい、面白い、、

いや、そんなの誰でもそうじゃん!

ちょっとめんどくさい人、ウダウダと酔っ払ってる人、嫌な感じの人の対応も、時に腹も立てながら関係性を築いていけるような人間味のある仕事こそが接客じゃん。

それができてこそ接客のプロじゃん!

酸いも甘いも体験しつくしたスナックのママには好きな人にだけ良い顔して、嫌な人を全力で毛嫌いする僕の本質がすぐにわかったんだろうな。
でも僕が変えられる自分は今のところこのあたりが限界。

ムカつく奴の相手はできないし、嫌いな奴からお金もらいたくない。色んな事情やタイミング、相性があるのは理解しても、だったらそのご縁がくるまで関わりたくない。

俺は接客が好きじゃない!!(キリッ)

これをまず大前提で認める!!

じゃあどうしたらいいか考えないと生きていけない。

だってさ、、

好きなやつには勝てないよ

こっちが苦虫を噛み潰した顔で死に物狂いでメンタル壊しながら頑張ってもさ、笑顔で楽しみながらそれを頑張れちゃう人に勝てるわけがないんよ。

僕の業界での仕事の方向性は裏方でココロを殺して生きていくか、やりたいようにやるお店を自分で作るか、、の二択になった。

でもココロを殺しての仕事も作業として向き合うと結構楽しかったりもする(作業として)、だから今、そんな仕事をしてる人も悲観しないで欲しい

で、やりたい事やってみよう!ってやりだしたのが今の場所でのお店

画像7

(改装前、これはこれで変な尖り方してるw)


----------✂️------------

料理も接客と同じ

画像7

料理が趣味、、って人、結構いると思うんだけど、僕が仕事として提供してる料理も同じぐらいのレベルだと思う。いや、負けてるんじゃないかな、、(料理に対する志としては)


お客さんが喜んでくれたら嬉しい
良い時間を過ごしてほしい

ここなんですけど、それが僕は料理でなくても構わないというか、、許されるなら一緒に漫画読んだり、カラオケしたり、YouTube見たり、ゲームしたりして喜んでもらえて対価がもらえるならそれがいいです(笑)

ただ長年のスキルとして料理ができるというスキルが人よりは少しあるから、そのスキルを使わせていただいてる、、って感じ。

画像8

仕入れも段取りも仕込みも片付けも全て面倒ですよ、何一つ好きじゃない。(誰だよポテサラが簡単だなんて言ってる奴!)

これも心を殺した作業にしてしまった方が僕は得意なんです。やらないといけないからやる。を機械化してやる。

そんなの嫌じゃないですか。

そんな気持ちの料理を好きな人に食べて欲しくない。

だから僕はテキトーにやりたい
わかるかなぁ、、この気持ち、、

画像9

遊んでいたいんです。
仕事の料理じゃなくて
遊びの料理を食べてほしい。

料理が趣味な人がワクワクしながらホームパーティーしてるような、、あの感じ。

あの感じが料理における僕のMAXです。
楽できるなら楽な仕入れをして、作業工程は省きたい。

画像10

好きな人が喜んでくれるのが好きなだけで
接客も料理も別に好きじゃない。
手持ちのカードの一つでしかない。

どうでしょうか?
なんだかこんな意識の低い奴は嫌だなぁ、、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

画像11

でも、僕は皆さまに問いたいのです。
本当にアナタは今、好きな事をしてますか?
好きな事ができてなくてもいいんです。
大事なのは正しく今を認識する事。
なんとなくカッコいいから「俺は私は好きな事をやってますよ」って言ってませんか?

邪推でなら申し訳ないですが、僕にはあの時のスナックのママと同じように、特にサービス業に携わる方の多くが「好きでやってるようには見えない」のです。

その嘘を抱えたまま、本気で好きな人と同じ土俵で戦っちゃダメなんです。あなたの土俵で人生を生きてください(^^)

雑な洗い物配信が3000字になったよ(笑)
多分今日の話も定期的に繰り返すと思います(^^)
----------✂️------------

著者の主な活動

著者が運営する「悲しいを削減する」が理念の 「オンラインシェルターoffside flat」 こちらは「スナックキャンディ姫路店ファンクラブ」も兼ねております。(2つのページにご招待 トータル300人突破!)

著者の運営する兵庫県姫路市にある完全予約制パスタバルkitchen11はこちら 

話題のスナックキャンディ姫路店でもあります

フォローやスキ してくれるとめちゃくちゃ励みになるし、結果にも繋げます!よろしくお願いします(^^)

この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?