七変化

首を切り焼けば生き生き七変化

なにやら物騒な句ですが季語は「七変化」、
紫陽花のことです。

紫陽花は、花が大きすぎるせいでしょうか。
切り花にすると、すぐに萎れてしまいます。

でもそんな時は、
「ああ、もうダメ」と簡単に諦めてしまわないで。

水切りをしてあげたり、茎を焼いてあげれば、
あら不思議、重たい頭を持ち上げるのですよ。

そんな様子を描いた句です。

絵はMiki Orange様
『4拍子3小節で綴る いのち』という句集を作成する際に、
この句のイメージでデザインしていただきました。

重たい花の軽やかな内面が見事に描かれています。
あらためて、Miki Orange様に感謝します。
Mikiさん、ありがとう💛

『4拍子3小節で綴る いのち』は千円でこっそり発売中。
興味のある方は「クリエイターへのお問合せ」等から
お気軽にご連絡下さいませ。