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今更聞けない格安スマホのはじめかた。携帯代減らして美味しいお店に行こう!

このあいだの飲み会で友達の携帯代を聞いて梅酒サワーを吹き出しかけました…。

タイトルを見てドキッとしたあなたは、「SIMフリー」「SIMロック」「MVNO」「格安SIM」っていうキーワードに聞き覚えがありますね?

「聞いたことあるけどよくわかんない…」って方はこの記事を読めば年間数万円以上節約できる
可能性があります。

ちなみに私も昔は某携帯電話会社に毎月1万円払ってました(>_<)
でもいまは月だいたい2,000円くらいかな〜!

リアルな数字でいうと、先月は1,730円、今月はいまのところ2,334円です。

まさに「SIMフリー」の携帯をつかっていて「MVNO」に乗り換えて「格安SIM」にしたので携帯代の節約ができてるんです!

毎月1万円払っている人とは年間96,000円近くも差がつきます。

あなおそろしや…。ほんとはやく乗り換えたほうがいいですよ。

そんなわけで今から携帯代を月約2,000円にする方法を3ステップで超わかりやすく説明しちゃいます!

【ステップ1】
SIMフリーのスマホを手に入れる!

料金の安い通信業者に乗り換えるためにはSIMフリーのスマホが必要です。
そもそもまず「SIM」とはなんでしょうか?

このスマホに入っているカード状の小さなチップがSIMです。技術革新によりどんどん小さくなっていて、わたしが使っているiPhone7にはnanoSIM(SIMの大きさにより名称がちがいます)が入ってます。
1cmくらいの大きさかな?

今までdocomoやSoftbankでスマホを購入していた方は、もともとスマホの中に入っているのであまり意識したことが無いかと思いますが、iPhoneならスマホの側面にある小さな穴をピンなどで押すとトレーがでてきてSIMを確認できます。(トレーは電源切った状態で出してね!)

SIMはなんのためにあるのかというと、固有のID番号が記録されていて、所有者を特定できるようになっています。そしてこれをスマホに入れることで初めてスマホが使えるようになっているんです。

ひと昔前まではスマホに制限がかかっていて、特定の携帯電話会社の回線しか利用できないように設定されてました。

A社で契約したら、そのスマホはA社でしか使えないわけです。このようなスマホを「SIMロック(端末)」と呼びます。

2015年に総務省が「SIMロック解除」してあげなさい!とおふれを出しました。契約者を独占しちゃダメー!ってことですね。

これ以降、基本的にはSIMロックが解除できるようになりました。「SIMロック解除」されたスマホは「SIMフリー(端末)」と呼ばれています。

SIMフリーのスマホは最高!

SIMフリーになったら、どんな携帯電話会社のSIMでも使えるようになります。海外旅行に行ったときは、現地の格安な会社のSIMに差し替えて使う…なんてこともできるようになります。高額なパケット代を請求されるなんていうトラブルとも無縁になります。

で、どうやってSIMフリーにするん?

SIMロックを解除するには、今使っている携帯電話会社のマイページから手続きが必要です。ちなみに店頭でお願いすると3,000円程度の手数料がかかっちゃうのと、端末によっては対象外のものもあるので注意してください!
「対象外のスマホだった…凹」という方はメルカリや家電量販店、新しく契約したいと思っている携帯電話会社からSIMフリーのスマホを購入しましょ。

【ステップ2】
 MNPして今までの携帯電話会社に別れを告げる

今まで使っていた電話番号をこれからも使いたい場合は「MNP」をする必要があります!
(新しい電話番号にする場合は、普通に契約を解除してステップ3へ進みましょう)

「MNP」とはMobile Number Portabilityの略で、今使っている電話番号をあたらしい携帯電話会社で利用できる制度のことです。
今の携帯電話会社に払う「転出手数料」と、新しい携帯電話会社に払う「契約事務手数料」がそれぞれ3,000円くらいかかります。

MNPをしてもすぐに契約が解除されるわけではありません。
契約解除になるのは新しいSIMに切り替えたタイミングです。


MNPするにはカスタマーセンターに電話して、「今まで支えてくれてありがとう、さようなら。でもこの電話番号はいただいてくわね…」と伝えるだけ!番号を引き継がない人はただ別れを告げるだけでOKです。

カスタマーセンターの人はやめたい人を引き止めるのがお仕事なので、解約の理由を聞かれたり「ポイント付与するからやめないで!」などの引き止めにあいますが、気が変わらなかったら普通に断ればちゃんと手続きしてくれますので安心してください。

通話が終わったらMNPのために発行される有効期限付きの予約番号がSMSに送られてきます。後で必要になるので保管しておきましょう。

【ステップ3】格安スマホデビューまであと少し!
MVNOと契約して格安SIMを手に入れる!

いよいよMVNOに申し込んで格安SIMを手に入れる時がきました!

「MVNO」とはMobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)の略で、携帯電話などの通信インフラ(電波を送るための回線などのこと)を他社から借りてサービスを提供している会社のことです。

MVNOに乗り換えると本当に携帯代が安くなります。
それはなんでかというと、まずほとんどの会社は路面店を持たずにオンライン上でサービスを提供しています。

そして通信インフラはdocomoやAUにお金を払って回線を借りています。
自分の会社は設備投資しなくていいわけです。

こういった点からコストが抑えられるので安いのです!

そしてそんなMVNO事業者は668社もあります(2017年時点)。
正直、ちょっと多すぎて選びづらいですよね…。

価格コムや個人のサイトに各事業者の特徴や料金の比較記事などがあるのでそれを参考に選ぶことになります。
ちなみにわたしはmineoを使っています!

調べだすと気づくんですけど、料金はほぼ横並びなんです。

なので・・・

「回線のスピード(さくさくネットが使えるか)」
「独自のサービス」
「キャンペーン」

で選びましょう!

↓↓↓ひとつずつ解説します↓↓↓

回線のスピード

まず、家で今のスマホとは別で契約しているwifiがある人は家のwifiがそのまま使えます。

その上で、docomoやAUと比べて若干スピードが落ちます。

体感で言うと、いままでが100%とすると90〜95%くらいの繋がり具合かな〜?
全然つながらない!ってことはないので安心してください。

その上で、事業者によって回線の速さに差があります。
お昼につながらなかったらイライラして休憩にならないですよね?

なので

通勤時間帯やお昼休みなど自分がよくネットを使う時間にさくさくつながるのかがポイントです!

Googleで「MVNO 回線スピード 比較」などのキーワードで検索すると、時間帯ごとのつながりやすさを調査している比較サイトなどがヒットしますのでそれを参考にしてみましょう。


独自のサービス

MVNOは各社いろんなサービスを提供しています。
たとえばこんな感じ↓

★楽天モバイル
毎月の支払いで楽天ポイントが貯まります。逆にポイントで支払うこともできるので普段から楽天をよく使ってる人はオトクですね。

★LINEモバイル
Facebook、Twitter、Instagramなどの通信がデータ容量に加算されません。つまりこれらを超つかいまくっても通信制限がかかりません(ネットが重くならない)

★mineo
docomoプランもauプランも選べるマルチキャリアに対応。また、データ容量を使い切っても友達や他の人からパケットをわけあたえてもらえる「フリータンク」という神サービス
あり。さらにデータ通信+音声通話プランなら最低利用期間がないのでいつでも無料で解約できちゃいます。

キャンペーン

時期により各社様々なキャンペーンを展開しています。
いろいろありすぎるので、魅力的なのをかいつまんで紹介しますね(笑)

★楽天モバイル
紹介した人に最大3,000円分、紹介された人にも最大1,500円分の楽天ポイントをプレゼント。最初の1ヶ月間の利用料金が無料&契約期間中は楽天ポイントが2倍。
キャンペーンも楽天をよく使う人は優遇されてますね。

★LINEモバイル
紹介した人には3,000円分のLINEポイントを人数分プレゼント、紹介された人は通常3,000円の事務手数料が無料&2,000円分のLINEポイントがもらえる
紹介キャンペーン中。この3社の中では一番ポイント付与率が高いです!

★mineo
紹介した方もされた方も1,000円分のAmazonギフト券がもらえるキャンペーン中。
10分かけ放題オプションが最大2ヶ月無料。mineoアプリのダウンロード&応募で1GB分のパケットをプレゼント。ポイント付与率は低いものの、今どきAmazon使ってない人はいないと思うのでポイントの使い勝手は良いですね!わたしはmineoなので、紹介でAmazonギフト券がほしい人は記事下部のリンクからどうぞ。

キャンペーンは時期によって終わったり変更されたりするので、独自のサービスもふまえて、自分にとってどれが一番おトクなのか考えましょー!

「サービスとかはわかったけど…結局いくらくらいになるんよ?」という方は2018年3末時点の契約数トップ5の料金(データ容量3GB)をご覧あれ。

【1】楽天モバイル(1,600円)
【2】IIJMio(1,600円)
【3】OCNモバイル(1,800円)
【4】UQモバイル(1,680円)
【5】mineo(1,510円)


いやー、ほぼほぼ横並びでどれも安い!

いちおう料金は「どこの回線を利用したいか」「通信プラン」「データ容量」によって多少変わってきます。

↓↓↓これまたひとつずつ解説します↓↓↓

どこの通信網を利用したいか

MVNO事業者は、ほぼAUかdocomoもしくはその両方の通信網を借りていて、契約時にdocomoかAUどちらの通信網にするかを選ぶ必要があります。だいたいdocomoのほうが若干高めの設定になっていることが多いです。
そして通信網ごとに特徴があります。docomoは山に強いので、たまに山登りするので遭難にそなえる意味でもわたしはdocomoにしてます(笑)

通信プラン

データ通信(SMSあり/なし)かデータ通信+音声通話のどちらかを選びます。
データ通信を選ぶとインターネットを使った通信のみができます。
データ通信+音声通話なら、ネットに加えて電話番号を使う、いわゆる電話もできます。ちなみにLINEの通話は音声通話ではなくデータ通信です!

むかしに比べてだいぶ電話する機会は減ったけど、美容院やレストランに予約をいれたりなど、音声通話が必要なシーンはまだまだ多いですよね。
なので、基本はデータ通信+音声通話を選べばOKです。

データ容量

ホームページやSNSを見る、SNSを投稿する、LINE…めちゃくちゃつかいまくってる人は多め、そうでもない人は少なめにしましょ。

今契約している携帯電話会社のマイページで今までどれくらいのデータ通信をしていたのかが確認できますが、おそらくほとんどの人は3GBもあれば余裕です!

ちなみに契約時に選択したデータ容量を越えるほどばんばんネットを使うと回線がめっちゃ遅くなるので注意しましょう。

とにかく早く格安SIMに乗り換えよう!

飲み会でひと通りわたしの説明を聞いた友達は「っていうか誰も教えてくれないことが多すぎる!(涙)こんな大事なことなのに…」って言ってました。

ホント同感です。

ふるさと納税もそうですけど、とにかくめんどくさい!そして周りに聞いてもよくわからない!
んですよね…。

ふるさと納税も格安スマホも一度初めてしまえばなんのこっちゃないんですけどなんかイメージからして壁を感じますよね。
なんでなんだろう。

この記事は極力わかりやすく書いてみたので、少しは格安スマホについて理解してもらえてたら嬉しいです…!

毎月の支払いもとにかく安く済ませたくて、回線スピードの安定性もあんまり気にしないよって方には本当におすすめです!

MVNOがありすぎて選ぶのがめんどくさい!って方はわたしが使ってるmineoにすればOK。

これまでに友達7人に紹介してきましたが、みんな大満足で使ってます。回線が遅いとかっていう話も聞いたことないです。
mineoは契約者から紹介されるとAmazonのギフト券がもらえる
ので、
紹介用のリンクをおいておきます。

周りにmineoを使っている人がいなかったら自由に使ってください。
http://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=U5G9C9B2W0
ここから新規申込みするだけで大丈夫です。

Amazonでmineoエントリーコードを買うのも忘れずに。
先程の申込ページに入力すると事務手数料3000円が無料になります。

もちろんmineoじゃなくても、気に入ったMVNOを選べばOK。ここまで読んだ人はじゅうぶんわかってると思いますが、もはや乗り換えない意味がわからないレベルなので、はやく格安SIMにしましょう!
そして毎月浮いたお金で飲みにでも行きましょう(笑)

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