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ゲルハルト・リヒター展 in 東京国立近代美術館

久しぶりにnoteを開いたので、
ドイツの画家ゲルハルト・リヒターの展覧会について書きます。

この展示は全人類に見てほしいです。
愛知県で29日まで展示がやっています。
遠い方も後悔はしないと思いますので、実物に勝るものなしです。

なんでこんなこと書くのかというと、
この前東京まで展示を見に行って結構衝撃的だったので。
今までって無意識に、綺麗なものか綺麗じゃないものかみたいな、
そういう感じで絵を見ていたところがあったなと。

やはり美意識を基準にいろんな人がいろんな作品を作っていると思うんです。
音楽でも美術でも表現という作品には
美意識というものは切り離せないと思います

と思っていたのだけど、リヒターの作品を目の前にすると、
感情って美しさだけじゃないんだなと気づく…とか、
そう感じた…とかそんな生易しいものではなく、
まざまざと見せつけられた感じ。
汚いものも暗いものも感情がもうぐちゃぐちゃになっても、
それをそのまま見せるということをしている人なんじゃないかなと。
その感情の波はとても大きくて、
常人だったら飲み込まれてしまう程なんじゃないかなと思えました。
展示物の情報量が半端じゃないというか。

以来、アートへの接し方がガラッと変わってしまいました。
抽象画なのでよくわからないという方もいるかもしれないけど、
誰が見てもすごい作品もたくさん展示されているので、
是非一度会場に足を運んでほしいです。(回しものじゃありませんよ!

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