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あっちゃんの闘病記③『選択、そして決定』

私の性格は、時の流れに身をまかせて生きてるタイプなので、『決断する』ことがあまり得意じゃない。
しかし、乳がんになった私は、色々決めていかなければならないことが多くありました。

~第1の選択~

まず、病院をどこにするのか。
主治医の先生は誰にお願いをするのか。

色々と調べましたが、評判、通院のしやすさ、綺麗さなどから検査をした病院とは違うB病院に決めました。
そして、症例数や評判、姉の友人のお医者さんの勧めもあり、A先生にお願いすることにしました。

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ある程度、有名な先生なら写真などでお顔を拝見出来ますが、先生の人となりは会ってみないとわかりません。
これは、ある意味ギャンブルです!
お見合いみたいなもんです。知らんけど・・・(笑)

私の場合、手術が終わっても、その後の治療や経過観察で10年間お付き合いが続く(今も継続中)ので、先生との相性はとても大事です。

~転院準備→転院先へ~

前回、乳がんの告知のあった病院で、CT・心電図・呼吸機能検査・血液検査・免疫染色検査・骨シンチグラム(骨に転移してないかの検査)を詳しく調べてもらい、その病院からB病院のA先生宛に紹介状を書いてもらい、検査のデータをもらいました。

そして、たくさんお話頂いた看護師さんにお礼と報告に行きました。
この病院で手術しないので、申し訳ない気持ちだった私に、

「とてもいい選択だと思います。頑張って下さい。」

と言って頂き、気持ちが楽になりました。

それから数日後…
遂に、B病院で主治医となるA先生と初対面!
60歳前後の優しく明るく、じっくり話を聞いてくれる先生でした。
顔は、しいて言えば前田吟さん(笑)。

印象も良く、いい感じ。

乳がんにも色んなタイプがありますが、私は女性ホルモンにより増殖し、がんの増えるスピードは遅い「ルミナルA型」と判明。
そして、がん細胞が左胸のあちこちに見られる為、乳輪乳頭残して全摘した方がいいとのことでした。

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~第2・第3の選択~

そして、この病院で次に決めなければならないことは、
乳房再建をどうするか...
自家組織再建(自分の体の一部を使う)か人工乳房(インプラント)の再建か...

悩みましたが、私は身体の他の部分の切開や切除する怖さもあり、保険適用になったインプラントの再建ができる人工乳房に決めました。

そしてもう1つの問題が、
一次再建(がん切除と同時に再建する)か二次再建(手術や化学療法などが一段落したところで再建する)か...

私は、乳がんの手術と同時にティッシュ・エキスパンダー(インプラントを挿入する空間を作る機械)を挿入し、2回目の手術でインプラントに入れ替える一次二期再建に決めました。

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次回はこの一次二期再建について書きます。

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