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卵巣がんでご利用の方の声 ~手術後抗がん剤TC療法中のIさん~

本日のインタビュアーは、
ルネサンス運動支援センターの大阪の妖精こと「むう」です!
※スタッフ「むう」の紹介記事はこちら

今回お話をお伺いしたIさんは、
卵巣がんの摘出手術後引き続き抗がん剤治療をしておられます。
治療による筋肉の衰えに危機感を感じ、オンラインにて個別指導を受講中の方です。

ステキな笑顔のIさん

Iさんが運動をしようと思ったキッカケはなんですか?

Iさん:
2021年11月に卵巣がんで手術をして、12月より抗がん剤のTC療法が始まりました。
手術後お腹の痛みはだんだん癒えていくのですが、TC療法の副作用で足腰の痛みや倦怠感が回を重ねるごとに増えていきました。
抗がん剤治療中は「無理をしないで」とか「ゆっくり休んで」とか周りの人から言われたりするんで、休んだ方がいいんだと思って、(仕事が)お休みの日はずっと寝てました。
でもそのうちに、お仕事中に立っているのも疲れやすくなったり、手足のしびれとか足の痛みが増してきて、お薬の副作用もあるんですけど、筋肉の衰えっていうのもあるのかなって。
これはこのままじゃ、このままのおばあちゃんになってしまう!「何か運動しなくっちゃ!」と思って始めました。

むう:
抗がん剤の副作用でかなり体調も不安定だったなかで、よく運動しなくちゃという気持ちになられましたね!
なかなか、「足腰が痛い!うん運動だ!」となる方はなかなかいらっしゃらないですよ。

どうやってルネサンス運動支援センターをみつけられましたか?

Iさん:
いざ運動をしようと思ったけど、何を自分でどうしていいかわかんないし、手術もして、抗がん剤治療中の状態で「何をしていいのか」「何をしない方がいいのか」っていうのもわからないから、どなたかに教えていただきたい、何か情報が欲しいと思ってインターネットで検索していました。
そしたら検索の1番上にバッと出てきたんです。ハッと思ってホームページを観させていただいて、「これはっ」と思ってすぐに【オンライン無料体験レッスン】っていうのを応募させてもらいました。

むう:
なるほど、ネットで検索して見つけてくださって、しかもすぐ申込されたんですね。

がんに罹患されてから運動支援センターで運動を始めるまでのおからだの状態をもう少し伺ってもよろしいですか?

Iさん:
とってもからだがだるくて、とにかく疲れやすいっていう状態でした。あとは、体重が落ちて、お腹はポッコリしているのに、他の筋肉はげそっと落ちたという感じで、スーパーの買い物も足がすぐに痛くなっちゃうとか、仕事中も立っていられなくなっちゃうとかそういう状態でしたし、いつも足がしびれてるっというのはいつもいつもの状態でした。

むう:
オンラインで運動指導を開始したころ、たしかにエクササイズで動くたび「痛い」「しびれが」とおっしゃられていましたね。

Iさん:
確かにいつもなにやっても痛がってましたよね(笑)

運動を続けていく中で、からだに変化はありましたか?

Iさん:
はい!立っていられる時間が長くなりました。あと、歩ける距離も(長くなりました)。さっき言ったスーパーの買い物で歩いて回れる距離が増えたなと感じました。
(運動をはじめて)すこし経った頃のことですが、むうさんとの運動レッスンの体調チェックの時、「そういえば、しびれてない!?」という事に気づいたんです。足の痛みに意識が行かなくなって忘れていましたね。

むう:
いつも痛かったのに、忘れられるくらいの状態になっていたんですもんね!私もすごくうれしかったです!

その変化はどのくらいの頃に感じましたか?

Iさん:
たぶん運動開始して1、2カ月くらいかな。そういえばって

運動そのものは、もともと好きでしたか?

Iさん:
運動はもともと苦手で、できれば一生関わらずにいたいと思っていたぐらい。言ってしまえば大嫌いでした(笑)

むう:
よう頑張ってはる!それやのにこんなにスパルタにされて(笑)

運動は「大嫌い」なのになぜ運動を続けられているのですか?

Iさん:
この先人生を生きていくのに、このからだが頼りなのでしっかり使えるようになりたいのと、毎回レッスンを受けているときに運動の意味とか理由をすごく丁寧に教えていただけるので、心から納得して今日もやっとこうと思えます。
今の自分の状態に会う運動を常に考えてくれて、一番毎日続けやすい方法を一緒に考えてくれます。
レッスンのない時でもむうさんの顔が浮かんできて、「やっとこうかな!」っと思えるのもすごく大きいです。
一人では絶対ここまで続かなかったなって思うのですけど、こうやってレッスンをプロの方に、しかもがん治療に関して理解している方にサポートして頂けるのが続いている大きな理由です。

むう:
一つ一つエクササイズする理由を伝えてそれがやる気に繋がればと思っていたので、伝わっていてめっちゃうれしいです!

Iさん:
これでからだも使えるようになったら、仕事とかプライベートがもっと充実していけるなと、いつも感じながら受けさせてもらって毎日トレーニングしています!

今後の目標

Iさん:
お仕事が病気になる前のようにしっかりできるようになりたいですね。
私はエステの仕事をしているのですけれど、たくさんの方が綺麗になっていただけるのが嬉しくてやっています。
でもやっぱりからだが動かない分だけ思うようにお客様対応が出来ないなと感じています。
もっと仕事をたくさんできるようになれたらいいな。あと、旅行するのも好きなので、体力考えずに行きたいなって思っています。

最後に今、がん治療中の方へ、運動に関するメッセージをお願いします!

Iさん:
私もまだがん治療中で抗がん剤の薬を飲んだり、点滴を受けに行っているんですが、治療はとてもしんどいと思うんです。
でも私が今振り返ってみると、すこしからだが楽な時に、ちょっとは良い調子の時にほんとに少しでも運動をしていたらもう少し体力とか筋力が落ちずにいられて、治療も運動ももっと前向きに取り組めていたかなと思います。
治療はすっごいしんどいですよね!ほんとに。
でも、なんで治療しているかって言ったら、その先の人生があるからで、からだがあっての、体力があっての生活。
私は何十年も運動嫌いでいた私が言うのもなんですが、本当に運動はすごくおススメです。
ぜひルネサンスさんのサポートを受けてみられたらいいんじゃないかなって思います。一緒に頑張りたいと思います!

これからの抱負も教えてくださり、Iさんは運動嫌いを克服(!?)されて、まだしばらく続く治療とバランスをとりながら、エステでお客様に喜んでいただけるよう、旅行を存分に楽しめるよう、自分自身のからだをコントロールできる体力をつけていかれるでしょう!

※運動に取り組まれていた時期などは取材当時の情報となります。
 悪しからず、ご了承ください。

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