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#2.良かったですね。良性の腫瘍でしたよ。

ちょっと脱線したので。前回のあらすじ(笑)
呼吸器内科を受診。3ヶ月の経過観察を経て6月24日にCT撮影して判断しましょうということでCT撮影結果見ながら診察。

「3ヶ月で少し大きくなってますね。癌の疑いもあるので生検しましょうか?口からカメラ入れて組織採って検査します。3日間の入院になります。7月6日検査の予定抑えたので5日から3日間入院です。検査は手術は静脈麻酔しますので痛みは感じません。」
私よく理解しないまま「はい、そうですか、わかりました」ん?口からカメラ入れて肺の検査って?ナンノコッチャと思うけど話はどんどん進みます。
結局詳しい説明は検査の前日の夜。同意書やらなんやらサインしながら説明。
こんなもんかと思ったけど、今考えると、これってインフォームドコンセント違反じゃね?いや手術の前に説明してるからOKなのか?手術の前日に説明されて、そのタイミングで嫌って言えねえよね普通。(笑)
しかしアホな私は特に不思議と思わずに、その時はまあそんなもんだろうと。
たぶんそう思ちゃう人多いんじゃないかなあと今なら思う。

「良かったですね。明日は麻酔の先生の予定が空いてたので麻酔してもらえますよ」って?空いて無いと誰が麻酔するんだ?と謎の発言(笑)
意味が不明なので笑ってごまかす私。

説明もなんかはしょっていてよくわからないんだけど、結局口から内視鏡(正式には気管支鏡検査というらしい)入れて胃じゃなくて気管のほうへいれて肺の中に突っ込んで腫瘍むしってくるらしい。

検査はルートとってすぐ意識なくなって目が覚めたら「無事終わりましたよー「術後2時間安静にしてお水むせずに飲めたら大丈夫です」
おかげさまで2時間後無事お水も飲めて晩御飯も普通に食べられて(ここの病院食二度目だけど本当に美味しくない(笑)病院食なんで美味しさ求めちゃいけないのかもしれないけど、心筋梗塞で入院した大手前病院の病院食は美味しかったので、つい比べてしまうな)
翌日退院。

7月15日に予約とって診察。検査結果を聞きに行く。
先生開口一番「竹内さん、良かったですね。腫瘍良性でしたよ。」
(実は癌だったというオチがつくんだけど(笑))

「このまま経過観察するか、良性の腫瘍が悪性に変わることもあるので、今回の竹内さんのような場合でも手術で摘出する人が多いですけど、どうされますか?」
まあ、なんとなく気持ち悪いので「じゃあ摘出でお願いします」
「では呼吸器外科の予約28日に取れたので後は外科の先生と話してください」
てな感じで呼吸器内科から呼吸器外科へ。
ただこの時点では内視鏡で腫瘍取るぐらいの認識しか無かったのが、大間違い。
どんな手術か外科まわす前に説明してよって思ったけど、聞いたら手術辞めてたかもしれないのでこれは聞かなくて正解だったかもw

一応かかりつけの循環器の先生に報告すると「手術するんだってねえ、竹内さんみたいにずっと影があって悪性だったこと今まで一度もないから大丈夫だよ〜。まあ念の為に摘出するのはありだね」と相変わらず軽いノリ。
でも悪性だったんですよね(笑)

てな感じで、あっちゃこっちゃで気楽な事言われて、こちらも軽い気持ちで手術へと進んでいきます。

ちなみに癌は癌でしたがステージ1でリンパへの転移もなく5年後の生存率も85%以上と言うことで、早く見つかって?手術できてよかったねと結果オーライだったんですが。まあ色々と今になって思うことがあるので記録に残してます。
明日は我が身の二人に一人はがんの時代なので読まれる方の参考になればということで。

>続く

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