思い出を語る時、声が震えるけど、いいよね
めちゃくちゃお久しぶりの投稿になってしまいました。最近、あ〜そうやな〜って思うことがあって、なんだかnoteに書いてみようとおもいました
声が震えていた
先日、美容院にいきました。もう何年も行っている近所の美容院なんですが、けっこう気に入っています。通ったきっかけは、そういえば、母と散歩していたときにたまたま見つけて、「あっこんなとこに美容院できてる〜」って行ったのを鮮明に思い出しました。入り口の棚に柴犬の置物が置いてあって、柴と暮らしているので、気になって一度カットしてもらったら、私に合っていたので、そこからのお付き合いでもう10年くらいは通ってるかな〜。と思います。
この前髪を切ってもらっていたら、前回私が通ってすぐ後くらい、3月くらいに、その方のお母様が亡くなられたとのことでした。血液系の癌だったそうです。年末に告知を受け、あっという間だったそうです。
その時ですね、美容師さんは男の方ですが、声がほんの僅かですが、震えていたのを感じました。おそらく、わからない程度のほんの少しの震えです。声が低くなって、「亡くなったんです」そう言われた瞬間、その人の感情みたいなのも伝わりました。
お姉さんがおられるそうですが、「姉はもっとつらいでしょうね、やっぱり女同志って男とちゃうから」とご兄弟のことも心配されていました。
声が震える意味
私もですね、まだまだ、母の事の詳しいことを話したり、その時どんな気持ちだったか、どうしても印象に残っていることってあって、それを思い出したり、誰かに話す時って、声がまだ震えるんです。もう、1年たとうとしているし、それでも、「まだ、泣きそうになるか」って感じです。
でも、ある人に言われたんですね。声が震えるって、魂が震えてるっていうことだと言っていました。
それなら、それでいいかな
声震えるのあかんな、って思ってたんです。いい大人で高齢とは言わんけど、母が亡くなって、いつまでそんな状態なんかと。でも、満たされている状態ならいいよね、って思えます。必要なことだし、それを恥ずかしいと思ってしまう気持ちがよくないな〜って思う。ちゃんとしないとってどっかで思ってる、恥ずかしいって気持ちがでてくるんだろうけど、大切な人が肉体は亡くなった、だから悲しいって当たり前ですもんね。
男の人だとか、年齢とか、関係ないな〜って思います。