安心できる介護へのロードマップ/山川 さちえ
退院してから在宅で過ごしてもらいたけどどうすればいいの?いきなり退院って言われたけど、どうやって生活したらいいの?そんな疑問や不安を少しでもなくしたい。そう思いまとめています
毎日の小さなウェルネスの積み重ねで、明るい未来を迎えましょう。看護師による、8種類の健康講座です。更年期・介護・がん・看取り・うつ・ダイエット・セルフケア方法について認知科学・自己の体験からの問題解決方法をお伝えします。
がんの親を在宅で看取りました。親のみとり、迎えるべき時にどう過ごすか?穏やかに正直に迎えたいなって思います。皆様どのように思われていますか?親のみとりを経験した看護師3名で毎月第1土曜日にZOOMで行っています。
私、やまかわさちえが行うお話会、ワークショップなどの記事です。
今このnoteを読まれている方へ 母のがん告知をきっかけにして 2020年6月、母は癌告知を受けました。 約1年間の治療・療養の期間を経て、2021年6月に亡くなりました。 いろんな場面がありました。 辛い時、悲しい時、怒りを感じる時、 しかし 嬉しい時、和やかな雰囲気を感じる時、ほっとする時、そんな平穏な日々もありました。 本当に、いろんな毎日がありました。 ・告知を受けた時 ・症状が出てきた時 ・受診拒否をしている時 ・仕事終わりに毎日お見舞いに行った時 ・病室
介護に安心があってほしい 私は2年前、突然母の介護生活が始まりました。というのも、母は癌告知を受け、1年の闘病生活の末、2年前に亡くなりました。発見当時すでにステージ4という進行状態。あまり治療できる状態ではなく、突然の症状(我慢できないほどの痛み)でわかったという状態。そこから、検査して入院して様々な治療というか緩和ケアが始まり、在宅から通院しながらの療養生活が始まり、そして、在宅で最後まで、つまり亡くなるまで在宅で生活をする、という選択をしました。 そこにあったのは「
ご参加してくださった方々、ありがとうございます まずはご参加くださりありがとうございます。ご自身の経験をシェアしてくださり、とても感謝致します。私たちにとっても学びの場となりました。実際にその渦中におられる方々から教えていただくことってたくさんあります。深くはここではお伝えできませんが、でも、大切なご家族様の為、そして、ご自身のため、皆さん、真剣に命に向き合っておられるなって感じる場でした。 介護について 今回ご参加くださったお一人の方です。ご自身の経験をnoteに執筆
在宅で生活したいという想いは間違いなんかじゃない 在宅での生活を希望されている場合、まずは看護師に伝えてくださいね、と前回の記事でお伝えしました。 しかし、なかなか医療職に伝えることに抵抗を感じている方が多くみられるな、と感じています。その理由としては、大抵 ・素人の私が考えていることは間違っている ・素人で何もわからないから、意見だなんてとても言えない ・先生におまかせします こんなところかな?と思います。たぶんですけど、間違うことが恥ずかしいと思われていると感じます。
まずは看護師へ伝える 病院はいろんな職種の方が働いています。医者、看護師、リハビリの先生(一般的な名称ですね)薬剤師、栄養士、臨床検査技師、臨床工学技士などなど。まず在宅へ変えることを考えている、と伝えるのは看護師です。もちろん職種によって専門性があるのですが、その人たちへご本人様・ご家族の意向を伝える、連携をとるのが看護師の1つの仕事です。 その上で、他の職業の方がどういう専門性をもつのか、書いていきます。 ソーシャルワーカー 一言でいうと、ご本人様がご自宅や施設でど
いざ退院するという時、困る方が多いのです 病棟で、そして訪問で看護師をしていて思うことは、退院前になって退院できる状態になっていない方が結構多くおられるのです。治療としては一旦終了して、退院可能な状態なんですね。それは手術であれ、内視鏡的な治療であれ、抗がん剤治療であれなんであれ。医師としては次回外来の予約をとるとか、次回の入院予定を考えるとか、治療としては、今回の入院はここまでです、という段階。そして、ご本人・ご家族としては、自宅に帰られるわけですけど、そこで問題がでてく
20年以上母と2人きりの生活でした もうずっと、母と2人きりの生活でした。なので、母親が亡くなるって、考えたくなかったし、目を背けていました。もちろん看護師だから、生があれば死がある。生まれた時から、死へ向かって生きている。そのことはわかっています。誰しも、どれだけ健康に気を付けていても、死は平等にあるもの。死なない人はいない。でもそこを真正面からは考えたくなかったんです。 母が亡くなっても私が立ち止まらなかった理由1.認知科学を学んでいた この学びは大きかったです。脳
どうしても出てくるネガティブマインド 「なんであんな失敗してしまったんやろ?」「なんでそんな言われ方せなあかんの?」「めっちゃむかつくわ」 なんて言葉が頭の中にないですか?0ではないにしても、けっこうあるんじゃないでしょうか。なんか無意識的に感じてしまう感情かもしれませんね。私も、まだまだそういう思い出てきます。でも、同時に切り離しもできるようになってきました。そして、や〜めたってできるようにもなってきました。 その感情は幸せになれないから 今まで、そういうネガティブな
書くことがなぜいいのか? 母が癌とわかってからnoteを始めました。そんな精神崩壊寸前の時になぜブログや日記がいいのか?これは、自分を客観的にみれるからなんですね。 よく癌の方は日記を書かれている方をお見かけします。入院中も患者様が時々書かれていました。ノートや病院食のメニューに書いてそれを束にしてまとめておられる方もいました。 自分を第3者として捉えられるのですね。 ・あの時こんなことがあったな ・自分はこう思っていたな ・母とこんな会話したな こんなことを思い出している
福祉用具で何が必要かというと?介護ベッドが必要かどうかです。なぜかというと、休む場所・眠る場所は生活の要だからです。福祉用具はいろいろ(ポータブルトイレや車椅子や杖やさまざま)ありますが、一番に考えるなら、まず介護ベッドが自宅にいるだろうか?なのです。レンタルできる福祉用具の中でかなり大きいですね。他の例えばポータブルトイレや他の医療機器、在宅酸素や人工呼吸器など何かしら必要な時でも、ベッドの位置や向きを決めてから、他の機器をどこに置くのかを考えることになります。 介護ベッ
看護師は病院で働いているものという固定概念について 看護師の職場と聞くとどこを思い浮かべますか?おそらくほとんどの人が病院をイメージされるのではないでしょうか。医療職の方ではない方とお話ししても、病院で働いている流れで話は進んでいきます。例えば、相手の方ご本人やご家族様が入院経験があり、お世話になった話や看護師が早歩きでなかなか声がかけずらかった、忙しいですね。という会話になることなど。 看護師=病院というところでしょうか。けど、看護師である私も、そうでした。病院で働くこ
皆様「親の看取り」についてどのようなイメージを持たれていますか? 「親のみとりの心構え」の講座をするせのようこさんをご紹介します。 「親のみとりの心構え」の講座内容 これから訪れる超高齢化社会に向けて、自宅でご両親を看取るための心構えについて、参考例をお話します。3年間植物状態で生きた叔父と、余命1ヶ月と告知された父を看取った経験と、自分自身がおひとり様であることから「より良い死に方」を考え始めました。この講座ではWellnessコーチングでご家族から相談があったことと
人がいる温もり 今年は電気代が高騰しておりますね。うちは大阪ガスを電力会社としても使っているのですが、去年より電気使用量少ないのに、電気代去年より使用量に対してやや高め・・・ これは対処しておかねばと石油ストーブを早々に導入したのです 母がいたとき、こんなに寒かったっけ? 母親は2階がメインスペースでした。元気なときもね。在宅で療養することになって、というか、通院できているときも、普通のベッドでは寝れなくなり(癌による痛みや分子標的治療薬による吐き気)、介護ベッドを使っ
メタボになりたくない、もしくは、なかなか改善しない そう思われていませんか? 「メタボ脳覚醒」の講座をする安富 由紀子さんをご紹介します。 【メタボ脳覚醒の講座内容】 生活習慣病予防に必要なことは何だと思いますか?それはあなたの「脳の仕組み」を知ることです。 この講座では病院では教えてくれない「自分取り扱い方法」をお伝えします。既存の健康教育では成果がでない理由が分かるだけでなく、新たな思考法を手に入れることで自然と心身の健康が整うようになります。それはあなたの人生を幸せ
予防は大事なのだけど 病気にならないような予防ってもちろん大事ですよね。食事に気をつけたり、定期的に健康診断を受けたり、しっかり睡眠をとったり、世の中にはありとあらゆる方法があります。 私たち看護師もそれをおこなっています。でも、人間の体って24時間365日動いてくれています。寝ている時も仕事しているときも遊んでいる時も。そして私たちはストレスを抱えたり、どうしても添加物を体にいれたり、肉体的疲労もあるし、年月が経過するにしたがって細胞も疲弊してくる。病気というものになるこ
うつを改善したナースのお話 医療職という人をケアする職種についているのに、精神的に病んでしまう。悲しいことですよね。しかし、認知科学を用いてうつを改善したナースがいるんですね〜。 しかもたった3ヶ月です。 看護の経験、認知科学を用いてこそ、今では、まぁいっかとまで思えるようになったとか。 ・私が病院で働いていた時も、ほんの数ヶ月で辞めてしまった新人さん ・申し送り中に急に泣き出した同僚 ・毎日怒られどんどん萎縮してしまって、退職した後輩 教えてあげれたらよかったな〜。 どう