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山村留学受け入れ再開のお知らせと近況報告

こんにちは。長らく親子山村留学の見学・体験の受け入れを休止しておりましたが、やっと再開の目途が立ちましたのでお知らせいたします。休止の間もこちらのブログにご訪問くださいましてありがとうございます。

新型コロナウイルス感染の恐れはまだ収束していない状態での受け入れ再開ですので、以下のような指針を設けさせていただきました。まずはご確認くださいませ。

親子山村留学の見学・学校体験希望者に対するお願い

1.県外からの見学・体験者については、緊急事態宣言及び新型コロナウイルスまん延防止等重点措置が発令されている期間内の見学・体験者の受け入れは原則的に見合わせる。(見学・体験日の延期や調整)


2.見学・体験日の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数が15人を上回っている都道府県からの見学・体験については、改めて日程を調整するか、場合によっては見学・体験日1週間以内のPCR検査を依頼する。


3.見学・体験日からさかのぼって2週間以内に発熱や咳、だるさ(倦怠感)、などの症状がないことを確認して、異常がなかった場合に限り受け入れる。


4.見学・体験日の2週間前から、行動履歴の記憶・記録をお願いする。


県外からの受け入れに対しては上記のようなお願いをしていくことになりますが、なにとぞご理解とご協力をお願い申し上げます。

令和3年度 和合小学校の近況報告

新学期に入り、6年生の男の子が転入(山村留学ではありません)してきたことにより、全校生徒は9名になりました。1・2年、3・4年、5・6年の複式3クラスでみんな元気いっぱい学校生活を楽しんでいます。

和合小学校では地域のことを学ぶ総合学習の核に「田んぼの授業」があります。これは山村の小規模校ならではの取り組みだと思っています。1年生~6年生まで年間を通して田んぼの管理を行い、地域の人との関わりの体験の中から学習を進めていきます。

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移住者ばかりの学校になりましたが、移住した家族のほぼ全員が自分の田んぼを持ち、子どもたちも学校の田んぼと家の田んぼと身近に感じながら、まさに学校での学習が生活の中に生きる「生きた学習」になっています。山村留学に来た家族で共同の田んぼと畑を持ち、お母さんたちの楽しみの一つとのなっています。

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田んぼの授業の一番の楽しみは代掻きの後の泥合戦。先生も子どもたちもどろどろになって遊びつくします。子ども時代のこういう思いっきり自然を身体で感じ遊ぶ体験が、のちのちの心の栄養、身体の栄養になっていくのだと感じています。

そろそろ川遊びが楽しい季節になってきました。ここ和合小学校の目玉と言えば、学校からすぐのところにある川での川遊び!私はこの美しい川に惚れて山村留学を決めたほど。娘も同じく。気づけば3年の年月が経っていますが、川の美しさにはいつも感動しています。

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学校の授業やクラブ活動では川での活動がありますし、放課後や休みの日には子どもたちは親を呼んでは川へと繰り出しています。秘境と言われる場所ですので、ひとも少なく広々と遊びたい放題!なんて贅沢な日常を過ごさせていただいているんだろうと実感しています。

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さて、暮らしについてもよくご質問を受けるので、まずは住宅についてご案内させていただきます。現在、世帯用の町営住宅が一棟空いております。こちらの住宅は比較的新しく、学校からも徒歩5分程度ととても便利な場所にあります。その他、随時空き家を手配している状態ですが、すぐに入れる場所は少なく都度ご相談いただければと思います。ご紹介できる物件には限りがありますので、受け入れ人数も住宅の確保次第となります。ご要望に添えない場合もございますので、お早めにご相談くださいませ。

和合小学校のある阿南町については阿南町ウェブサイトをご覧下さい

和合親子山村留学は児童一人以上、保護者一人以上で和合地区へ住民票を移し居住してもらいながら通ってもらう親子移住型です。住民票の移動、学校の転入手続きを行い、和合小学校の一員として通っていただきます。

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和合親子山村留学は過疎化・少子化が加速する地域の中で、学校を存続させていきたいという地域の願いから活動が始まりました。地域の中の学校であることを学校の先生、保護者、地域の方々が大切にして学校を守っています。今年は「和合小学校を考える会」を2回開催し、白熱した議論が行われました。そこで上がった声の一部を上にまとめました。

とても小さい学校なので子ども一人一人の存在も大きく、責任も役割も必然的に大きくなります。学校の一員として、地域の一員として、和合小学校を支え、そして和合の生活を楽しんでくれる、ご家族の訪問を心待ちにしております。

お問い合わせはwagoryugaku@gmail.comまでお気軽にお寄せ下さいませ。

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