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【本紹介】マネージャーは究極の専門職

おはようございます。
カナリアコミュニケーションズです。

本日はブレインワークス著、『幹部になったら知っておきたい マネージャー入門』をご紹介します。

1.感想

世の中には様々な職業があります。

交渉力・プレゼン力で勝負する営業パーソン、天性のセンスを持ったクリエイター、優れた技術を活かしたエンジニアなどなど。そんな数ある職種の中で「マネージャー」と聞くと、その役割が曖昧に感じる人が多いのではないでしょうか。

本書ではそんなマネージャーを、営業やクリエイター、エンジニアと同様に「職種」として捉え、基礎知識、役割、心構え、スキルに関する「いろは」をまとめた一冊です。

本書は非常にシンプルな構成でありながら、マネージャーという職種の本質に踏み込み、実践書として、何が必要であるか、どうするべきかというところまでを具体的に示してくれています。

本書は、現在マネージャーの方ばかりではなく、将来マネージャーを目指す方や、部下を持ち始めた方たちの仕事を進める上での羅針盤となる一冊だと感じました。

2.おすすめポイント

本書のおすすめポイントは、第3章「マネージャーに必要なスキル」です。この章では、マネージャーに必要なスキルが計30個挙げられおり、今の自分に何が足りていないかのチェックリストとしても使用することができます。

全30個のスキルの中で、特に自分の胸に残ったのは、
「パーソナルブランドを磨くべし」です。
個々のパーソナルブランドが結集し、コーポレートブランドが気づかれるとのこと。

たしかに人はブランドに憧れます。そしてこのブランドという概念は人にも当てはまり、外部の人から見られる存在であるマネージャーは会社の顔として自身のブランド価値を高める必要があるのです。

そして、このブランドを磨くためのコツは客観視にあるそうです。

確かに、自分では気づいていない強みや弱みを周りの人の方が気づいている、ということはありますよね?

さっそく、少し恥ずかしいですが、勇気を出して同僚や友人に自分の強み、弱みを聞いてみたいと思います!

3.概要

目次
第1章 マネージャーに必要な基礎知識
第2章 マネージャーの役割
第3章 マネージャーに必要なスキル

第1章では、マネージャーとはなんたるか、から始まり、マネージャーとして必要な基礎知識について語られます。社会と会社の関係や、報酬をどのように捉えるかなど、社会人として知っておくべき事柄についてもまとめられています。

第2章では、マネージャーの役割について詳しく触れられています。部下のマネジメント、組織力強化、営業目標の達成、顧客づくり、仕組みづくり、リスクマネジメント、情報マネジメントまで多岐に渡るマネージャーの仕事を捉えることができます。

第3章では、マネージャーに必要なスキルとして30個のスキルが紹介されています。自身の現状を把握するチェックポイントとしても利用できるので是非、定期的に目を通してほしい章です。

組織の結束力を高め、組織の目標を達成に導くなど、すべてがマネージャー次第といっても過言ではありません。責任は伴いますが、だからこそマネージャーという職種は非常に魅力的なのではないでしょうか。

本書を繰り返し読んで、真のマネージャーを目指しましょう!

それでは。





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