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【本紹介】ホワイト企業の内定を獲得する

おはようございます。
カナリアコミュニケーションズです。

本日は、就活塾ホワイトアカデミー代表 竹内健登さんの著書 『子供を大手ホワイト企業に内定させる方法』をご紹介いたします。

1.感想

私も何年か前に就活を経験しましたが、まさに本書に書いてある失敗例のように、スタートに遅れました。

インターンを全く経験せずに、就活の時期に入り、慌てながら四季報を読んだり、合同説明会に参加して企業探しをしていたことを思い出せます。

最終的にいくつかの志望企業から内定をいただけたのですが、入社してみると同期の半数近くはインターンから選考に進んでおり、もう少し早く就活をスタートしていれば、もう少し楽に内定を勝ち取れたのかなとか思っていました。

また、大手企業に入ってみて、同期もそうですし、先輩方にも尊敬できるような仕事ができる人は何人かいて、そのような環境にいられるからこそ、自分も成長できているんだなと改めて実感しました。

会社に入ってから一番大事なのは、尊敬できる人と一緒に仕事ができるかどうかだと私は思っています。

本書は、親御さん向けの本となっておりますが、ぜひ就活を控えた大学生の方にも読んでいただけたらなと思います。

2.おすすめポイント

本書のおすすめポイントは、漫画のストーリーから各章の冒頭が始まる点です。

どうしても文字ばかりの本を読むのはハードルが高いという方はたくさんいらっしゃると思います。そんな方々にとって、漫画での解説はとても入りやすいのではないでしょうか。

漫画でざっくりと概要を理解した上で、文字による詳細な説明に進むことができるので、文字を読む際も普段より読みやすいと感じました。

また、漫画だとストーリーがはっきりと描写されるので、登場人物の感情がとてもわかりやすい点もいいなと思いました。

3.概要

目次
プロローグ
第1章 「普通の暮らし」は大手企業じゃないと難しいのが現実
第2章 大手ホワイト企業に入るべき4つの理由
第3章 子供が就活で失敗しないために親が知るべきこと
第4章 ホワイト企業内定率100%の「ホワイトアカデミー」でできる内定力診断130

本書では、東京大学工学部に在籍し、体育会系の部活に所属して精力的に活動していた筆者が就活に失敗し、就職留年を経て人事系コンサルティングファームのデロイトトーマツグループの内定を得た筆者の経験から得られた知見を提供してくれます。

プロローグでは、親世代と今の就活の違いについてデータを用いながら解説し、親御様が持っている「常識」を破壊します。

第1章では、「中小企業への就職だと普通の暮らしさえ難しい」という現実を突きつけます。「大手じゃなくても普通の暮らしができればいい」という考え方が甘いことを考えさせられます。

第2章では、大手ホワイト企業に入るべき4つの理由が解説され、ファーストキャリアの重要性が説明されます。

第3章では、親御様の間違ったアドバイスの具体例を3つ提示し、正しい就活の知識を提供しています。留学・資格・公務員などをキーワードにしています。

第4章では、大手ホワイト企業に内定するために、具体的に取り組むべき対策を解説します。「ホワイトアカデミー」で活用している「内定力診断」を用いて、お子様の現状のレベルを把握したのち、レベル別にやるべきことが解説されています。

せっかく大学受験までを進学塾に通いながらクリアしたとしても、最後の就活で失敗してしまっては元も子もありません。

ぜひそうならないよう、本書を参考にしていただき、就活の成功を家族で掴み取っていただければと思います。

ぜひ、ご一読ください。

それでは。


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