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【本紹介】ちゃんと会議できていますか?
おはようございます。
カナリアコミュニケーションズです。
本日はブレインワークス著、『会議のいろは-仕事の効率が劇的にアップする-』をご紹介します。
1.感想
皆さんは会議が得意でしょうか?
得意と答えられる方は意外と少ないのではないかと思います。
かくいう私も得意な方ではありません。会議の際は大抵緊張しています。
本書は私を含めて会議に苦手意識のある方におすすめの1冊です。
リモートワークが広がった今、自宅やワーキングスペースで働く方は、同僚や上司とコミュニケーションの機会が減ったのではないでしょか。
同じオフィスで働いていれば、ちょっとした相談や、スキを見て認識のすり合わせができるということもあったかもしれませんが、オンラインだとなかなかそうはいきませんよね?
そういう意味では、会議の場が上司や同僚との貴重なコミュニケーションの場となります。会議を円滑に進めること、また会議の場でしっかりと自分の価値を発揮するということの重要性は増しているのではないでしょうか。
2.おすすめポイント
本書のおすすめはポイントは、見やすい・読みやすい構成です。
第2章において、見開き1ページずつ具体的なビジネスシーンをの事例を、かわいらしいイラストと解説、ワンポイントアドバイスで紹介してくれています。全40事例、様々な場面が紹介されており、必ず心当たりのある場面が出てくるかと思います。
例えば、「定例会議なのに開催されない!」
これは経験がある方も多いのではないでしょうか。
本書では、こういった開催が継続的に履行されないようないい加減な会議の存在を許容していると、組織内のけん制機能が働かず、様々なことがなし崩しになってしまう傾向に陥る、と指摘しています。
これは本当にその通りだと思います。
「1枚の割られた窓ガラスをそのままにしていると、さらに割られる窓ガラスが増える」という「割れ窓理論」と同様に、こういった会議が一つでもあると他の会議にも悪影響を及ぼすことになります。
なぜ会議が開かれなかったのか?、そもそも会議の開催頻度などが適切でないのではないか?等、普段の業務の中でそういった点に目を向けるのは大変かもしれませんが、長い目で見れば、こういった会議をそのままにしておく方が良くないのは間違いのないことではないでしょうか。
3.概要
目次
第1章 ビジネスパーソンに必要な会議への理解
第2章 ビジネスシーンから学ぶ会議の基本ルール・実践
第3章 会議力を上げるための実践
本書では、第1章でビジネスパーソンとしてどのように会議に向き合うべきかということを改めて考えさせてもらえる内容となっています。
第2章では、イラストと共に見開き1ページで、会議に関する具体的な事例が紹介されており、ビジネス場面で遭遇する会議の問題点と対策について理解を深めることができます。
第3章では、会議力を上げるためになにを意識するべきか、どう行動するべきかということが述べられています。
新入社員の方だけでなく、ベテランの方も、改めて会議について基本を押さえ直すことが出来る一冊となっています。
ぜひ、ご一読ください!
それでは。
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